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両丹日日新聞2016年3月25日のニュース

成美大16年の歴史に幕 4月から福知山公立大へ

成美大学閉校式典 4月から公立大学に生まれ変わる福知山市西小谷ケ丘の成美大学の閉校式典が24日夜、同大学で開かれた。運営する成美学園と大学の教職員のほか、近隣自治会長、成美大学の公立化を支援する市民の会のメンバー、同窓会長ら合わせて約80人が出席。16年の歴史に幕を下ろした。

 あいさつに立った成美学園の竹下謙三理事長は「地域の課題解決に向け、北近畿唯一の4年制大学として、取り組みを続けてきましたが、少子化などで経営が難しい状況になりました。成美大学は閉校しますが、新たな歴史のスタートでもあります」とし、これまでの地域の人たちの支援に感謝の気持ちを伝えた。

 成美大の内山昭学長や、市民の会の浅尾勝次会長ら来賓があいさつをしたあと、出席者全員で成美学園歌を斉唱し、閉校式典を締めくくった。

 成美大学は、市との公私協力方式で、2000年に京都創成大学として開学し、10年に現大学名に改称。これまでに801人の卒業生を送り出してきた。

 しかし、地方の私立大学の経営は厳しく、市で公立化の検討が進められ、4月から福知山公立大学として、新たなスタートを切ることになった。

 一方で、新年度からの学生募集を停止した成美大学短期大学部については、在学生が卒業するまで、成美学園が現行のまま運営。17年3月に閉校する方針としている。


写真=閉校式には多くの関係者らが出席した

    

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