2001年度予算を見る 福知山市4
駅周辺で整備 南北で進展

 新年度予算の重点施策の一つとして市は福知山駅周辺整備事業の推進をあげている。21世紀の都市づくりの基礎となる事業で、新年度は一般会計で20億4880万円を予算化。特別会計でも関連の2事業で計39億510万円の予算が組まれており、事業の更なる進展が期待される。

駅北の建物移転活発に

 新年度はJR福知山駅北側の駅周辺土地区画整理事業での建物移転が活発になる。駅前商店街の通り約200bを、現在地より南側に約5b移動させる整備で、これまですでに通りの南側で数店舗が移転。新年度からは更に10数店舗が順に移っていく。同区画整理の造成などに伴い、現在駅前商店街の市営駅前駐車場はなくなる。これに代わる駐車場を現在地より少し西側に建設。2階建てで69台の車を収容できるようにする。
 このほか同区画整理では、駅の南北、東西を走る市道の整備や移転に伴う下水道、水道管の敷設を進めていく。駅北の区画整理事業に対して駅南の土地区画整理事業では新年度、当初計画していた民家や商店など約250軒の移転をほぼ終える。部分的に残っている道路整備も進める。
 府が事業主体となる高架事業は、線路や施設の撤去が進んでいるが、新年度は駅構内のJR福知山運転所が移転する。現在、高架の柱の建設は女学校下、内記稲荷両踏切から西側の駅構内でも3工区に分けて行われており、撤去作業が済むと、一段と工事が進む。市駅周辺整備室では「市民のみなさんにも、どこに何が出来るのか、目に見える形で理解してもらえるのでは」と話している。

寺町岡篠尾線は惇明工区で調査

 駅周辺事業と同様に市民生活にとって大切なのが道路整備。厚水内線は、市民プール近くから一宮神社参道終点までの第3工区(延長240b)で、道路改良に伴う立ち退き家屋の調査や用地買収、物件補償などをする。寺町岡篠尾線は惇明小学校沿いの道路拡幅工事のための実施設計などをする。現在、内記稲荷神社付近では道路が直角に曲がっているが、計画では緩やかなカーブにし、道幅も25bに広げる。

西川改修は駅前と北羽合で工事着手
 河川改修には2億9280万円を計上。今年度から2カ年計画で実施されている西川改修は新年度、駅前町と北羽合地内の133b区間で工事に入る。周辺は事業所や民家が密集し、川幅を広げることが出来ないため、川底を掘り下げて通水能力を高める。猪崎の三段池公園・おおはらっぱ広場北側を流れる西谷川は、97年度から市が府の委託を受けて砂防事業を進めている。新年度は76b区間で土砂止めの落差工などを設ける。
 農林業関係では、新規事業として西中筋西部地区総合整備があげられている。石原、戸田、土のほ場整備(75f)を中心に、由良川堤防の整備事業に伴う戸田の集団移転、大谷川の改修の各事業を一体とした振興計画。新年度は3580万円を計上した。ほ場整備の調査設計を進めるとともに、戸田の集団移転先の非農用地の造成についての調査もする。また移転対象外の既存集落の道路改良もあわせて実施。現在の2bの道路幅を4b前後に拡幅するなど、均衡ある整備を図っていく。

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