2001年度予算を見る 福知山市1
 福知山市の2001年度当初予算案は、一般会計が278億3000万円、特別会計274億3300万円、企業会計98億9600万円で、総額651億5900万円となっている。一般会計は前年度当初比4.9%の増。市では「厳しい財政事情の中でも、財源の有効活用を図りながら、快適で住みよい生活環境づくりを目的に予算編成した」としている。目につく事業を拾い上げてみる。
快適な生活環境へごみ行政に力

 昨年4月から新しいごみ焼却炉が稼働した。不燃ごみの回収は隔週から毎週行われるようになり、更に今月からは指定ごみ袋制度が始まった。市では新年度もごみ行政事業に積極的に取り組んでいく。
 ごみ減量、再資源化を図るうえで大きな役割を果たすのがリサイクルプラザの建設。これまで市では建設に向け前向きな姿勢を示しながらも、建設地となる牧の旧焼却炉の解体が遅れ、足踏み状態となっていた。大阪府能勢町のダイオキシン問題の影響により、これまで解体の作業マニュアルは、作業金額が高額に設定されていたが、これよりは安価で出来る国のマニュアルが3月ごろに発表されることから、ようやく建設に乗り出す。

ペットボトルリサイクルプラザ建設は2カ年計画
 リサイクルプラザは不燃ごみや缶、プラスチック、ペットボトルなどを回収し、再資源化を図るための施設で、粗大ごみからは金属類などを取り出していく。建物は鉄骨造りで工場棟と管理棟に分かれており、工場棟は3階建て、管理棟は2階建てになる。建設費として総額22億円を見込んでおり、新年度は4億7000万円を計上。2カ年計画で建設する。建設費の中には粗大ごみなどを破砕する機械の導入費も含まれている。

6月からペットボトルを分別収集
 同施設の処理対象の一つとなるペットボトルの分別収集業務は6月から始める。これまでペットボトルは圧縮して燃えないごみの時に出すか、自主的に回収しているスーパーなどに出すことが多く、市民からは資源回収の対象として取り入れ、手軽に出せるようにしてほしい−との声が出ていた。施行後は市民の間でリサイクルの機運が一層高まりそうだ。
 これまで清掃工場は土、日曜日は閉めていたが、新年度から月1回、日曜日の半日、開けることにする。これも以前から市民の要望が強く、市では休日を利用して粗大ごみを捨てにくる人が多いのでは−と予想している。このほか資源ごみを回収する団体に対しての報奨金を1`5円から7円にする。前年の報奨金の交付状況を見て、事
業費490万円を組んだ。
 指定ごみ袋作成に伴う経費は1290万円を計上。これは1世帯が1カ月平均で使うごみ袋の数を12枚と予測し算定した額で、袋の販売による市の収入は約8000万円と見込んでいる。

新年度も電気生ごみ処理器の購入を補助

 昨年11月に施行された電気生ごみ処理器の購入補助を新年度も実施。昨年9月議会で200基分の助成金、600万円を補正したが、申し込みが殺到したため、12月議会で新たに1000基分の経費3000万円の補正を盛り込んだ。現在までの申請は1350基分で、今後も申し込みが続くことを予測し、500基分の経費1500万円を組んだ。

福知山地方のニュース満載両丹日日新聞