2004年度予算を見る 福知山市5

歳入厳しいが市税増見込む

 国の三位一体改革による地方交付税の削減、法人市民税の増額見込みなど、さまざまな要素が絡む新年度当初予算案。一般会計は263億6000万円を計上している。

地方交付税2億円削減に
 一般会計の歳入全体では、市税など自主財源の構成比率が前年度当初より1・5ポイント下がる44・9%、依存財源が55・1%になる。市税、地方譲与税などは前年度より、それぞれ2億3600万円、1億5000万円近く伸びると見込む。

 逆に、国の三位一体改革によって地方交付税は2億円削減されるなど、財源に響く。借金にあたる市債は歳入全体の13%を占める約34億円。

 市税だけを見ると、製造業の業績回復により法人市民税が28・7%、固定資産税が1・7%の伸び率を見込む。逆に個人市民税は7・0%、軽自動車税は1・1%減とみている。全体では2・6%の伸び率。

 歳出は、義務的経費が9・1%増、投資的経費は12・8%減になる。性質別では人件費を1億3000万円以上圧縮する。これは、新規採用者より退職者が多いため。福天1市3町の合併を控え、ハード事業を抑制し、普通建設事業費も12・8%減、6億5000万円余りを削る。同事業費のうち、単独事業費は6億1000万円余り減額する。公債費は11億余円多くなる。

 特別会計、企業会計の予算額は次の通り。千円未満は切り捨て。カッコ内は前年度当初比の伸び率。

◎特別会計◎

 国民健康保険事業46億3020万円(9・3%減)
 国民健康保険診療所費3億4500万円(0・1%減)
 用品調達事業4980万円(8%増)
 と畜場費2750万円(1・8%減)
 簡易水道事業13億2650万円(4・0%増)
 下水道事業38億4600万円(7・3%減)
 宅地造成事業8億9970万円(51・1%増)
 休日急患診療所費2450万円(2・4%減)
 公設地方卸売市場事業5億8380万円(0・03%減)
 老人保健医療事業60億290万円(6・8%増)
 福知山駅南土地区画整理事業15億6600万円(8・3%減)
 農業集落排水施設事業10億7420万円(14・5%減)
 産業廃棄物処理事業2億3900万円(18・4%減)
 石原土地区画整理事業22億9830万円(9・7%増)
 駅周辺土地区画整理事業17億4670万円(13・9%減)
 介護保険事業31億7880万円(2・3%増)

◎企業会計◎

 ガス事業10億206万円(18・6%減)
 水道事業19億5338万9千円(1・1%減)
 病院事業105億3022万8千円(14・1%増)


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