2004年度予算を見る 福知山市3

自然スポット より魅力的に

 緑豊かな福知山。自然を満喫できるレジャースポットをより魅力的にし、多くの人に使ってもらえるようにするための事業計画が立てられている。

自然休養村に親水公園
 まずは谷あいにある大呂、自然休養村の親水公園造成工事。生き物ゾーン(第1親水公園)、水生植物・憩いゾーン(第2親水公園)を2カ年計画で、3000万円をかけて完成させる。新年度は半額の1500万円で、第2親水公園を造成。ここには親水池2カ所、渡り橋などを設ける。

 宿泊施設、キャンプ場がある同休養村には昨年、グラウンドゴルフ場が完成し、福知山以外からの利用もあり、人気を集める。ここには受付や休憩がてらに軽食ができるクラブハウスを建設中で、工期は3月末までになっている。

 市民の憩いの場・猪崎の三段池公園。多目的グラウンドそばには現在、約7ヘクタールの広大な芝生広場の粗造成が進んでいて、新年度からは排水路、園路などを設けていく。福知山城05年度には部分開放したい考え。災害時などの避難地としても活用する。新年度は8000万円。

 三岳青少年山の家には、少人数で利用できるバンガロー1棟、野外活動に利用できる炊事・トイレ棟を新設し、青少年らの利用者増につなげる。雲海が見えるスポットとして知られる同山の家。99年に府から市へ移譲されたのを機に整備事業を策定した。これに伴い、一昨年に宿泊棟・本館を改築したのに続き、今年度中には屋根付き広場が完成する予定で、施設整備が着実に進む。

 緑化重点地区整備事業として、長田野グラウンド駐車場そばの福知山地区土地開発公社の用地を取得し、公園化する。自然公園とし、散策路やあずま屋などを設けたい考え。10年度までの事業期間で総事業費9億円余りをかける。新年度分は用地買収費用として1億600万円を計上した。

 市のシンボル・福知山城には塀、櫓(やぐら)などを復元整備する。一層、城としての雰囲気を高める。今年度には石垣改修が完成する予定。現在、石垣周辺は立ち入りができない部分があるが、4月以降には一般開放していくという。
 昭和新町にある西駅公園には、北丹鉄道を走っていたSLの模型が年度内に設置される。新年度はそれを覆うことができるプラットホーム型あずま屋を建設する予定。工事請負費として500万円を組んだ。

佐藤太清賞の入選作増やす
 文化面では、開館から13年経過した市美術館の収蔵庫を増築する。収蔵品は現在176点。地元出身の日本画家で文化勲章受章者・佐藤太清氏の日本画を中心に保管している。収蔵庫が手狭になっており、設計業務委託の発注をする。

 第4回佐藤太清賞公募美術展は、入選作品を第3回の45点より20点程度増やす。今回は特に「審査員泣かせ」とされたほど、優秀な作品が多く入選作を絞り込むのに苦労したという。また、入選作品を増やすことで若者のやる気を喚起する。

 野間仁田の芦田均記念館の進入路の整備にも予算化。測量、用地買収をしていく。


写真:塀、櫓(やぐら)などを復元整備する福知山城

他年度予算を見る 福知山のニュースは両丹日日新聞