2003年度予算を見る 福知山市4

都市整備で北の都づくり


 市が21世紀のまちづくりのビジョンとして強調する「北の都づくり」。その中でも都市基盤整備は重要不可欠とされ、福知山駅周辺整備など多くの事業に多額の投資をし、北の都実現を目指す。

高架事業は福知山線でも本格的に
 駅周辺整備事業には一般、特別会計合わせて18億6700万円を計上した。府が主体となって進めている高架事業は、今年度末で約40%の進ちょく率となる見込みで、現在は駅
舎部分の工事をしている。新年度も引き続き取り組むほか、JR福知山線での工事にも本格的に入る。駅北の駅周辺土地区画整理事業の進ちょく率は今年度末で29%。新年度は物件の移転や道路の築造工事などをする。このほか駅南地域の雨水の排水対策としてポンプ設置を計画している。

西中筋整備に4億4500万円計上
 ほ場整備や民家移転などを一体となって取り組む西中筋西部地区総合整備事業には、4億4500万円を予算化した。ほ場整備は遷喬地区が対象で、今年度に続いて実施、換地設計をする。由良川の堤防築造で集団移転となる戸田地区の住宅用地造成は新年度、整地を終え、道路の側溝工事をする。造成は05年度に終えたい考え。また戸田地区内で移転しない集落の環境整備については、道路拡幅(延長170m)をする。幅員2.5mが4mになる。
 01年度に事業認可を受けた上川口・金谷地区の特定環境保全公共下水道事業には5億100万円を計上。計画では総事業費約41億円かけて管路敷設を進める。管路延長は約36km。対象人口は2830人。01、02年度で国道9号立原−下小田間の管路の幹線工事を終え、新年度は下小田−住所大山・田和間での幹線敷設と本格的な枝線の工事にも入る。完成は08年度末を予定。

自衛隊前の菱屋堀線を拡幅
 道路関係では、新規事業として陸上自衛隊福知山駐屯地正門前を南北に走る市道「菱屋堀線」の拡幅事業に入る。国道9号との合流点付近から市道荒木神社堀線との合流点付近までの410m区間で、同区間は幅員が4.5mと狭く、急こう配、急カーブとなっていて危険なため、幅員を6mにし、急こう配を緩やかにするほか、片側に2.5mの歩道を付ける。 「荒木神社堀線」も290m区間で舗装をし直す。両線の全体事業費は5億8600万円。新年度は1900万円で全体の測量や土質試験、実施設計をする。09年度の完成を目標にしている。

岩間橋に歩道橋
 市道長田岩間線の岩間橋に沿って歩道橋を付ける。延長115mで、幅員2m。橋部分だけでなく、橋前後の市道640m区間の歩道(幅員2.5m)の敷設もする。
 三段池公園カルチャーパーク整備事業は、公園の北西部に位置する大はらっぱ地区の広場整備で芝生広場の粗造成をする。同広場はすでに出来上がっている多目的グラウンドの東側に造る計画で、面積はグラウンドの1.5倍の約3ヘクタール。芝生広場内にはちょっとしたイベントができるステージもつくる予定。新年度の予算額は8800万円で、粗造成のほか、区域内の排水路、園路整備をしていく。

他年度予算を見る 福知山のニュースは両丹日日新聞