2002年度予算を見る 三和町

シルバー人材センター7月業務開始めざす


 三和、夜久野、大江三町の新年度当初予算案が出そろった。国の制度改定で地方交付税が減額するなど、一層厳しい財政状況のなか、各町とも財政調整基金などを取り崩し予算を組んだ。長引く不況の対応策としては、高齢者の生きがい作り▽子育て支援▽自然環境保護などを絡め、雇用創出に努める−としている。主な事業を各町別に見てみる。
(原則として予算額は100万円未満は切り捨てで表記)


 三和町は、緊急地域雇用創出特別基金事業に1千600万円を計上、新年度から3カ年で延べ4000人ほどの雇用を見込む。事業は7つに分かれ、そのうち高齢者雇用促進支援事業では、原則として60歳以上を対象にしたミニシルバー人材センターを立ち上げる。業務は当面、7事業のうちの4つで、不法投棄物の実態調査及び撤去整理▽町道沿いの立木の伐採▽公園など住民が交流する施設の美化作業▽情報公開条例施行に向けての公文書の整理。


 企画財政課は「高齢者の生きがい作りほか、日常生活の支援や町民同士の交流にも役立てばと考えている。老人クラブや商工会などと協議し、四月に準備委員会を発足させ、早ければ7月から業務を開始したい」という。


 また、緊急雇用創出事業の一つ、地域ITリーダー確保活用事業では、IT基礎技能住民サポートセンター(仮称)を開設。パソコンに詳しい人材を雇用し、常駐して住民のIT関連についての質問に答えるとともに、講師となって講習会を開き、情報化社会に対応できる町民の能力向上に努める。


井ノ奥公園整備最終年度迎える
 また、町の命運をかけた工業団地・エコートピア京都三和の企業誘致が本格化する中、3カ年計画で進めている団地内の井ノ奥公園(10ヘクタール)整備が最終年度を迎える。新年度は未来ゾーンと新緑ゾーン合わせて8.2ヘクタールに、2億3千200万円をかけて、風のモニュメント、安全柵、遊歩道、照明施設などを整備する。


 工業団地関連ではほかに、1994年から進めている工業団地を含む芦渕・寺尾地区の特定環境保全公共
野田歯科医院
野田歯科医院
下水道事業に1億2千300万円▽企業誘致促進事務などに1千100万円▽工業団地などで働く従業員が町内に在住できる公営住宅建設の調査研究費に700万円を計上した。


 このほか一般会計では、生ゴミ処理機補助450万円▽チャイルドシート購入補助30万円▽介護用品支給160万円▽役場消防隊28万円▽乳幼児の子育てに励む親子の交流の場・なかよしひろば開催や緊急時の乳幼児一時預かり保育など地域子育て支援センター事業1千200万円▽昭和初期に建設され、1978年から業務委託している千束の野田歯科医院などの建て替え調査研究200万円▽辻の揚水機、千束の用水路、上川合の送水管三件の改良工事700万円▽小中学校へのノートパソコン、デジカメなどOA機器の導入300万円など。


 特別会計では、川合地区の簡易水道排水管移設工事など9千100万円▽老朽化するセンター三和荘とその周辺整備のための基本設計500万円▽排水不良の川合運動広場改修2千800万円▽菟原地区農業集落排水事業4千200万円▽川合地区同事業9千200万円などを計上した。


 一般会計、九特別会計の予算額は次の通り。カッコ内は前年度当初比。
 【一般会計】30億円(4.2%減)
 【特別会計】国民健康保険3億5千200万円(5.7%%増)▽簡易水道2億200万円(59.8%減)▽山村開発センター6千700万円(117.7%増)▽町営バス運行2千600万円(12.8%%減)▽老人保険5億4千900万円(0.5%%増)▽農業集落排水1億7千800万円(64.2%減)▽下水道2億3千900万円(29.3%減)▽宅地分譲700万円(11666.7%増)▽介護保険2億7千800万円(3.3%増)


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