モリモリ食べて古里の特産品  三和の水菜でおいしいレシピ

 三和町に、ちょっとした料理講習会を開き、家庭の一品を増やしているグループがある。ならば「三和町ならではの特産品を使った料理も紹介してもらえないだろうか」。声をかけると「おやすいご用」とばかり、たちまちいくつものレシピが飛び出した。

 三和町アザミ菜生産グループ(井上八重子代表、12人)は、アザミ菜の生産から加工、販売までを一貫して手がけている。友渕の加工施設に集まり加工に励んでいるが、農産加工の合間には講習会をして、レパートリーを紹介しあっている。 

 グループの人たちに「特産品を使った料理を」と頼むと、「三和なら、やっぱり水菜よ」との返事。いう間に手早く、いくつもの料理がテーブルに並んだ。

 メンバーたちは「三和の水菜はシャキシャキした食感がいいのよね。お鍋が代表的な食べ方だけど、サラダにもなるし、いろんな調理方法があります」と話し、「ピリっとした辛みが魅力のアザミ菜を一緒に食卓に並べればはしが進みますよ」と言って笑い合った。

 紹介してもらったレシピの中から、いくつかを掲載してみる。
材料はいずれも4人前
●水菜の風味あえ
 【材料】
水菜……………320g
エノキダケ……80g
あまのり………2枚
いりゴマ………大さじ2
酢………………大さじ1・5
しょうゆ………大さじ1
酒………………少々
ユズ……………適宜
 【作り方】
水菜はゆでて2cmに切る
エノキダケは2cmに切り、酒をふり炒煮する。
を酢、しょうゆ、酒であえ、のりをもんで全体に混ぜる
●水菜の味噌ドレッシングかけ
 【材料】
水菜…………200g
豚バラ肉……100g
ニンジン……50g
 【調味料】
白味噌………60g
砂糖…………大さじ1
酢……………大さじ3
だし汁………大さじ3
サラダ油……大さじ1
ねりがらし…大さじ1/2
ショウガ汁…小さじ1/2
 【作り方】
鍋に調味料の材料を全部入れ、味噌ドレッシングを作る。砂糖が溶けるように火にかけて(煮立たせないで)混ぜ合わせる。
水菜と豚肉は、さっと湯に通し、それぞれ3cmに切り、水気をしぼる。ニンジンも細切りにし、さっと熱湯に通す。
を味噌ドレッシングであえる。
【ひとくちメモ】味噌ドレッシングは、ほかの料理にも利用できるので余分に作っておくと良いでしょう。
●水菜と大根のサラダ
水菜と大根のサラダ 【材料】
水菜……………200g
丸大根…………適宜
カニカマボコ…70g
はるさめ………30g
 【作り方】
水菜を3cmに切り、大根は千切りにして水にさらす。
カニカマボコをさっと湯通しして割き、とあわせる。
ゴマドレッシングなどをかける。
C食べる直前に、はるさめを油で揚げて、上に飾る。
【ひとくちメモ】ニンジンやユズをちらすと見た目の鮮やかさが増します。
●水菜とリンゴの白あえ
 【材料】
水菜……………200g
リンゴ…………828E個
木綿豆腐………1丁(250g)
砂糖……………大さじ3
いりゴマ………大さじ3
味噌……………大さじ2
 【作り方】
水菜は色よくゆでて3、4cmに切る。
リンゴは皮付きのまま薄くいちょう切りにする。
豆腐は電子レンジ、またはゆでて、ざるにふきんを敷いて水切りをする。さらにふきんでしぼる(しぼり過ぎない)。
Cゴマは、いって、すり鉢ですり、豆腐、砂糖、味噌を加えてすり合わせ、水菜とリンゴをあえる。
【ひとくちメモ】水菜はゆで過ぎないで。
●水菜のからしあえ
 【材料】
水菜………………………200g
京ニンジン(金時ニンジン)…50g
生シイタケ…4枚
洗(いゴマまたは、いりゴマ大さじ2
卵…………………………1、2個
 【調味料】
しょうゆ…………大さじ2
だし汁……………大さじ1
みりん……………小さじ1
からし……………適宜
 【作り方】
水菜は熱湯で湯がいてさまし、3cmの長さに切る。
生シイタケはフライパンで油をしかずに素焼きし、細切りにする。ニンジンは細切りにして、さっと湯がく。
洗いゴマは、よくいり、すり鉢などでする。
しょうゆ、だし汁、みりん、からしを混ぜ合わせて「からし風味のゴマしょうゆ」を作り、12をあえる。
いり卵を作って乗せる。
【ひとくちメモ】季節のキノコを利用すると、香りが楽しめます。
●豚肉の水菜巻きフライ
 【材料】
水菜……………200g
豚スライス肉…150g
スライスチーズ、味付けのり、小麦粉、卵、パン粉、揚げ油…いずれも適宜
 【作り方】
水菜はさっとゆでて5cmに切る。
豚肉を広げ、のり、1cm角に切ったチーズ、ゆでた水菜を乗せて、くるりと巻く。
小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、中温(180度)くらいで揚げる。
【ひとくちメモ】ドレッシングやソースなど、お好みのものでどうぞ。

●水菜とあぶらげの混ぜごはん
 【材料】
水菜………………200g
油揚げ……………2枚
ちりめんじゃこ…30g
白ゴマ……………大さじ3
米…………………2カップ
油…………………大さじ1・5
 【調味料】
しょうゆ…………大さじ1
塩…………………小さじ1/2
みりん……………小さじ1
 【作り方】
米は洗って炊飯器に入れ、水加減をして炊く。
水菜は葉と茎を切り分け、それぞれ細かく刻む。油揚げは湯通しをして5mm角に切り、ちりめんじゃこは塩抜きのため、ざるに入れて熱湯をかける。
中華鍋に油を入れて中火で熱し、水菜、油揚げ、ちりめんじゃこの順に加えていためる。
C全体に油がまわったら調味料を入れ、白ゴマを加えてひと混ぜする。
D炊きあがったご飯にを加えて混ぜ、器に盛る。

「京の伝統野菜」安全を第一に栽培

 「京の伝統野菜」水菜を栽培するのはJA京都にのくに三和みず菜部会の農家35人。約2ヘクタールで栽培し、年間生産量は45tを誇る。 

 おいしい野菜として京都市場で人気を得ている三和の水菜だが、部会長の長澤修さんは「第一に食の安全を考えて育てています。消費者は賢く、よく知っておられますからね」と話す。

 多くは京都や東京へ出荷されているが、千束のJA三和支店のAコープにも並んでいる。
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