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両丹日日新聞2018年11月 6日のニュース

河守鉱山の映画館復活が復活 「大京都」で芸術家の映像流す

復活した映画館 かつて京都府福知山市大江町佛性寺にあった河守鉱山。作業員や家族らが楽しむための映画館が建っていた。ここで2日から4日まで、芸術家が制作した映像作品が上映される文化イベントが開かれた。閉山後約45年ぶりの映画館復活。9日から11日にかけても上映を行う。

 イベントは芸術家が福知山市に住み、さまざまな作品を制作するアーティスト・イン・レジデンス事業「大京都2018in福知山」で、会場の一つとして、映画館だった体育館が選ばれた。

 河守鉱山は1917年に、千丈ケ原で地元の人が黄銅鉱の鉱脈を発見したのが始まり。33年から本格的に操業され、従業員や家族ら約1千人が暮らす鉱山のまちとして栄えたが、69年に休山、73年には閉山となり、映画館も使われなくなった。

 その後、映画館は体育館として改装されたが、1階の一部や2階に座席などが残され、往時の姿をわずかにとどめていた。現在は、観光・レクリエーションゾーン「酒呑童子の里」の体育館として使われている。

 大京都の大江会場となったのは、体育館2階の座席が残されたスペース。プロジェクターで、芸術家の夏池風冴さんが制作した大江町の文化や境界などを紹介する映像が流された。

 上映場所は暗幕などでミニシアターのような空間をつくり、約10分間の映像を繰り返し流した。

 当時の映画館の様子を知る人も観賞。佛性寺の佐藤幸江さん(70)は「子どものころや結婚してからも、ここで映画を見た記憶があり、入場料が5円か10円だったように覚えています。映像を見て昔の思い出がよみがえりました」と懐かしんでいた。

 体育館での映像上映は9、10、11日にも行う。映像のほか、映画館で使っていた古い映写機の見学も可能。観賞無料で、時間は午前9時から午後5時まで。


写真=体育館2階の座席が残るスペースで映像が流された

大本開祖・出口なおの生誕地保存施設が一部完成

テープカット 新宗教「大本」の開祖・出口なおの生誕地を保存する施設「厳の郷」が、京都府福知山市上紺屋町の現地で一部完成した。3日に施設で記念行事が営まれ、関係者らが、テープカットなどをして前期工事の完了を祝った。宗教法人大本(出口紅教主)主催。

 出口なおは、1837年1月に桐村家の長女として誕生。17歳のときに綾部市に住む叔母・出口ゆりの養女となった。その後、さまざまな苦難を経て1892年に綾部市で「大本」を開いた。

 生家跡地の保存は、2012年から始まった開教120年記念事業の一環で、今年6月に起工祭を行い、工事を進めてきた。施設の敷地は約800平方メートルあり、なおの生誕当時のもので唯一残る井戸を保存している。今回は井戸の上屋と休憩所が完成したことを受け、関係者の内覧を兼ねて記念行事を行った。

 全体の完成は来年2月上旬の予定。完成後は信者のほか、一般にも無料公開するが、防犯のため普段は施錠し、利用は事前予約が必要となる。


写真=テープカットをする出口教主(右から2人目)ら


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