WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2018年11月 2日のニュース

災害で各地の大会中止−福知山マラソンが恩返しの特別枠

2017年の福知山マラソン 災害被害により日本各地で、秋に開催予定のマラソン大会が中止となっていることから、京都府福知山市で23日に開催する福知山マラソンが、恩返しの機会にと、まだ走る大会が決まっていないランナーのために特別枠を設けてエントリーを受け付けることになった。

 福知山マラソンは日本陸連公認大会。フルマラソンの部は1万人の定員で、既に受け付けを締め切っているが、オータムランナー応援エントリーとして先着200人を9日まで受け付ける。1人8千円。エントリー条件は、順位や駐車券は無しとなるが、記録計測や参加賞、完走Tシャツ(M、Lサイズのみ)はある。またスタートブロックは最後尾。申込方法はインターネットのみとなる。

 水害が多い由良川沿いをコースにしていることから、福知山マラソンもこれまで災害で2回中止している。そのたび、全国のランナーたちから温かい言葉を受けてきた。今年はほかの地域で大会中止が相次ぎ、「今からでも走れないか」との問い合わせが続いていた。そこで実行委員会は「これまで頂いた温かい応援の気持ちを返したい」と、特別枠を設けることにした。「わずかな定員ですが、11月のレースを諦めかけたランナーのみなさん、ぜひご参加を」と呼びかけている。


写真=1万人が由良川の音無瀬橋を渡る(昨年の福知山マラソン)

育てたイモでニラコロッケ 障害者施設が新商品

第2ふくちやま作業所 社会福祉法人ふくちやま福祉会が京都府福知山市勅使で運営する障害者就労支援施設・第2ふくちやま作業所(石田数哉施設管理者)は、利用者が育てたジャガイモなどを使った自家製コロッケを主力商品にしている。新たにニラ味も開発、4日に開催する「秋の収穫祭&バザール」で販売する。

 第2作業所は、アイス製造・販売の事業に取り組んでいたが、法人が隣接地でカフェレストラン&ベーカリー「あまづキッチン」を開店して機能を移したことから、代替の中核事業にと、2015年からコロッケ製造を始めた。

 原材料のジャガイモは、利用者が畑で育てて収穫したものを使う。足りない分も市内農家から仕入れていて、地元産100%。みんなで初めて作ったことから「はじめてコロッケ」と名付けた。サツマイモやカボチャなど季節の野菜を使ったものも手がける。

 コロッケを担当している利用者は現在6人。計量と成形の2人1組でローテーションし、パン粉のまぶしと仕上げをする職員1人で作る。製造をしない日は畑に出て汗を流す。自分たちで作ったものを加工して売る「目に見える成果」にやりがいを感じている。
1102nirakoro.jpg
 今年はニラが豊作で、コロッケに生かせないかと試作。9月に外部イベント出店で並べて好評を得たため自信をつけ、4日の秋の収穫祭&バザールでは目玉商品として大々的に販売することになった。

 ニラをふんだんにつかい、スパイシーな味と後からくる風味を楽しんでほしいという。製造チームのリーダーは「自分たちで畑で作ったニラを、自分たちで切って炒めてコロッケにしています。たくさんのお客さんに食べてほしい」と張り切る。

 秋の収穫祭&バザールは午前10時から正午まで。コロッケはニラ、プレーン、カレーの3種類で、いずれも一個税込み140円。他にねぎやきや大学イモ、山形名物玉こんにゃくなどもある。

 あまづキッチンウッドデッキでは、ふくちやま福祉会後援会のミニバザーが開かれる。


写真上=自分たちで栽培した農産物を使ったコロッケを作っている
写真下=新作のニラコロッケ

舞鶴若狭道・綾部−舞鶴西が4車線化 3日共用開始

 西日本高速道路(ネクスコ西日本)関西支社は、京都府北部を通る舞鶴若狭道の綾部パーキングエリア(PA)=綾部市上杉町=と舞鶴西インターチェンジ(IC)=舞鶴市堀=間の4・7キロ区間の4車線化工事を完了させ、3日午前6時から供用開始する。交通の利便性と安全性の向上、災害時の交通確保に期待できるという。

 4車線化工事は、福知山IC−舞鶴西ICの14・9キロ区間で進めており、2020年度末の全線完成をめざしている。

世界があこがれる美 建仁寺に続き夜久野で漆作品展

建仁寺での作品展 世界があこがれる漆塗りの美。その魅力を伝える「丹波のうるし」作品展が、京都市・建仁寺で10月に開かれた。全国の美術愛好家たちをうならせた作品が、引き続き2日から福知山市夜久野高原、道の駅農匠の郷やくの内、市やくの木と漆の館で公開される。京都府主催。観覧無料。

 府伝統工芸の森プロジェクト事業(森の文化発信)の一つとして、林業の視点から漆の魅力を探る取り組み。

 漆は日常の器から仏像彫刻、寺社などの国宝建造物まで様々な用途に使われ、日本の文化を支えてきた。しかし近年は採取地が減り、夜久野は全国でも希少な植栽地になっている。そこで、漆の魅力をアピールするため、府無形民俗文化財に指定されている漆採取技法「丹波の漆掻き」を守り伝え、産地復活へと植樹活動を進める人たちと、賛同する作家・団体16者の作品を集めた。

 京都会場としたのは臨済宗建仁寺派の大本山、建仁寺(東山区)。10月26日から28日まで、塔頭禅居庵に、伝統的な技法を駆使した盛り器、和の文化を象徴するような硯箱、斬新なオブジェなど、様々な作品が並んだ。漆掻き道具を螺鈿、漆塗り道具を蒔絵で描いた漆塗りの道具箱もあった。

 訪れたのは目の肥えた美術愛好家や工芸作家たち。訪日観光客の多い寺院とあって外国の人たちも次々と作品展の部屋へ足を運んだ。一角には漆掻きの様子や、植樹活動を写真で紹介するコーナーも設けられ、NPO法人丹波漆の会員たちが解説。説明を受けた訪日客たちは、丁寧な仕事が生み出す漆黒の世界にすっかり魅せられていた。

 福知山会場となる、やくの木と漆の館でも、建仁寺と同じ作品を展示する。地元ならではの、漆の木も館内に持ち込む。会期は11日までで、時間は午前10時から午後5時(最終日は正午)まで。水曜休館。

 問い合わせは木と漆の館、電話(38)9226。


写真=外国人観光客たちも熱い視線を注いだ建仁寺での作品展


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ