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両丹日日新聞2018年9月 9日のニュース

夜久野で床下浸水

 福知山市が9日午後7時現在でまとめた大雨による被害は、床下浸水が1件。被災家屋は夜久野町今西中で、府道の側溝があふれたため。

 避難所には市民交流プラザふくちやまに7世帯8人が避難するなど、10カ所に26世帯35人が避難している。

JR山陰線・福知山−和田山間運転見合わせ

 大雨の影響でJR西日本福知山支社管内では9日午後6時50分現在、山陰線の京都府・福知山駅−兵庫県・和田山間で運転を見合わせている。運転再開の見込みは立っていない。

 同線の山家駅−石原駅間では徐行運転している。舞鶴線でも梅迫駅−真倉駅間で徐行運転をしている。

■宮舞・宮豊線は10日午前中まで運休予定■

 京都丹後鉄道では午後6時50分現在、宮舞・宮豊線沿線で大雨の影響が広がっており、両線で10日午前中まで運転を見合わせる予定。宮福線では一部区間で徐行運転をしているが、10日は始発から運転予定。

大江の由良川・有路下(三河)橋通行止め

三河橋 京都府中丹西土木事務所は、福知山市大江町二箇下−三河間にかかる由良川・有路下(三河)橋を、9日6時30分から前面通行止めにした。由良川の水位上昇に伴い、橋りょうが水没する恐れがあるため。

写真=欄干を撤去して通行止めの作業が行われた

大江町公庄に避難勧告 天然ダムの水位上昇

 福知山市は9日午後6時、大江町公庄地域の17世帯44人に避難勧告を発令した。7月豪雨の土砂崩れで出来た谷河川(たにごがわ)の天然ダムの水位が上昇しているため。

牧川が氾らん危険水位超える 福知山の各地に避難勧告

牧川 福知山市下小田の上川口観測所で9日午後4時20分、牧川の水位が2.31メートルに達し、洪水の危険がある「氾らん危険水位」の2.1メートルを超えた。なおも水位は上昇している。市は午後5時20分、牧川流域に避難勧告を発令した。これより先に三和町域、旧市内、夜久野町域に避難勧告を発令している。

写真=氾らん危険水位を超えた牧川

京のブランド産品・万願寺で佃煮 大江山食品

万願寺甘とうとちりめん山椒のかまど炊き佃煮 辛くないトウガラシ、京のブランド産品・万願寺甘とうの佃煮を、京都府福知山市行積、佃煮製造・販売の大江山食品(岸上憲男社長)が開発した。地元でも盛んに栽培されている特産物を、得意の直火かまど炊きで仕上げた。近く販売を始める。

 同社は1963年創業。地域産業をと、岸上社長(63)の父親ら有志がワサビ漬けを手がけてスタートし、山菜の佃煮へと変えて77年に株式会社になった。主力商品の「松茸昆布」など、こだわりの佃煮を作っている。

 販路拡大にと、多くのバイヤーが集まる東京都内での大商談会に3年前から出展。初年度は物珍しさもあり引き合いがあったが、2年目はマンネリ化も感じた。バイヤーから「こだわりがあるものをもっと」との意見を聞き、長く取り組んでいなかった新商品開発に着手した。

 企画を練る中で、昨年に府内で初めて地理的表示保護制度に登録され、今まで以上にブランド力を打ち出せる万願寺甘とうを使うことにした。

 丸々1本では大きさがばらける。細かくカットしすぎると食感が損なわれる。煮すぎるとべったりする。商品の完成までは試行錯誤の繰り返し。ヘタは全て手作業で取り除くなど下処理から丁寧に行い、原材料の鮮度に気を配りながら火加減を調整し、味と長期保存のバランスを取りながら納得の製法にたどりついた。一般モニターの試食会もして商品化の日を迎えた。

 岸上社長は「地場産の良いものを自分たちが納得できる形で作るという原点回帰の気持ち」と力を込める。

 万願寺甘とうだけのものと、ちりめん山椒、細切り昆布とそれぞれ和えた3種類があり、いずれも120グラム入り800円(税抜き)。

■京野菜の華やかさをとパッケージ刷新■

 同社の商品パッケージはこれまで古風でシンプルなものだったが、見た目で訴えられるようにと、万願寺甘とうの佃煮シリーズはデザインを刷新した。

 担当した営業課の岸上裕軌さん(33)は「今までは『ザ・佃煮』という感じでしたが、京野菜の華やかさが、ぱっと見ただけでも伝わるように変えました」と話す。

 4日から7日まで東京で開かれた今年の大商談会では、新しいパッケージが好評で、特に若いバイヤーとのやり取りが増えたといい、手応えを感じとっていた。


写真=新商品「万願寺甘とうとちりめん山椒のかまど炊き佃煮」
写真=彩り鮮やかな商品パッケージも作った

宇宙ステーションにGSユアサの電池

リチウムイオン電池   京都府福知山市の長田野工業団地に立地するGSユアサグループ「ジーエス・ユアサ テクノロジー」(加藤泰一郎社長)のリチウムイオン電池が、国際宇宙ステーション(ISS)に輸送される。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の補給機「こうのとり」7号機に搭載され、11日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定。

 リチウムイオン電池を使う新型バッテリーは、ニッケル水素電池による旧型バッテリーの半数で同等の能力をまかなえる。約10年の長寿命も特長だ。国産電池として2016年に初めてISSに採用されており、今回が2回目で、計4回の輸送を予定。サイズは横13センチ、縦26・3センチ、奥行き5センチ。

 ISSでは、水や空気の供給など宇宙飛行士の生命維持システム、実験や観測装置など全ての機器のエネルギーを太陽光パネルの発電でつくる。しかし、地球の影に入り太陽の光が届かない時間が一日に16回あり、発電がストップする。この時の電力供給は日が当たる時間に充電されたバッテリーで全てを担う。その根幹を支えるリチウムイオン電池の果たす役割は大きい。


写真=国際宇宙ステーションを支えるGSユアサのリチウムイオン電池

兵庫で丹波栗フェア 直売、菓子、飲食店も

丹波栗食べ歩きフェア 丹波栗の振興に大きな力を入れている兵庫県丹波県民局(京都府の振興局に相当)、丹波市、篠山市などは、両市で栽培された丹波栗のPRと利用促進を図るため、「丹波栗食べ歩きフェア」を開催することにし、参加店・施設のマップを作った。両市内で栗拾いができる観光栗園、丹波栗が買える直売所・菓子店、食べられる飲食店を計78カ所掲載。参加店には、地元産のむき栗をあっせんして参加しやすくすると共に、需要の掘り起こしもしている。

 フェアの期間は栗拾いが15日から10月8日まで、買える店と食べられる店が24日から10月28日まで。

 丹波栗が食べられる店は31店がそろった。栗ごはん、栗ぜんざいといった定番メニューのほか、丹波栗のつつみ揚げ、栗あんかけうどん、丹波栗と猪肉のシチュー仕立てなど工夫した料理もある。

 菓子店ではロールケーキやもなか、モンブラン、パイなど23店が自慢の和洋菓子を用意する。直売所は産直施設や農園など20店ある。

 栗拾いは丹波市の3園と篠山市の1園で、いずれも入園料500円。持ち帰りは園によってさまざま。予約がいる。

 参加店・施設は、フェアの緑色のぼり旗が目印。マップは道の駅や観光施設などで配布する。

■スイーツ新作開発も意欲的■

 兵庫県側の丹波地域では、一昨年まで菓子店が丹波栗を使った新作スイーツを競い合うコンテストを開催しており、入賞店は今回のマップに冠を付けて表示した。

 新作スイーツは、昨年度からは一般の人に応募してもらったものを菓子店が審査して商品化する「丹波栗新商品オーディション」に移行。7品が商品化された。今年度も10日まで受け付けている。


写真=フェア参加店などを掲載したマップ


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