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両丹日日新聞2018年7月12日のニュース

大江の国道175号、13日朝に通行再開

 7月豪雨で天然ダムができ、決壊による災害の恐れから通行止めになっていた京都府福知山市大江町公庄の国道175号は、13日午前6時で規制を解除し、通行が再開される。

 並行して通っている京都丹後鉄道宮福線も、同日午前中に運行再開の予定。

家も墓も土砂に埋まった 裏山が頂上から崩れ

住民は現地で途方に暮れた 7月豪雨の被害の大きさがまた明らかになった。京都府福知山市私市地区で、裏山が大規模に崩れた。山裾の住宅一軒に流れ込み、住民らの墓も崩壊。早めの避難で人的被害こそなかったものの、一帯が土砂で埋め尽くされ、住民らは途方に暮れている。

 府道舞鶴綾部福知山線から集落につながる市道を進んですぐの地点で、佐賀小学校と中丹支援学校の中間。80歳代の高齢者夫婦宅の裏手にある山が頂上から崩れ、市道までを広範囲に埋め尽くした。

 7日未明、尾松直夫自治会長らに促されて、高齢者夫婦は避難所に逃げた。その30分後に「ドン!」と大きな音を立てて裏山が崩れた。明るくなってから現地を見た住民らは、ぼうぜんとしたという。

 高齢者宅は土砂に埋まり、今も家がきしむ音がする。裏山にあった7世帯の墓も流されたり埋没したりして、一面赤土まみれの無残な姿。家の墓があった男性は「盆も近いのに、何をしたらいいのか考えも浮かんでこない」と立ちつくす。

 市道の土砂は週明けから撤去が始まるが、裏山部分の今後の対応は白紙状態で、尾松自治会長は「これを住民だけでやれというのは到底無理。どうしたらいいんでしょうか…」と困惑した。


写真=裏山が崩れて土砂で埋め尽くされ、墓を心配してやってきた住民は現地で途方に暮れた

JR舞鶴線の運転再開は20日以降の見込み

 7月豪雨による影響で、JR西日本福知山支社管内では、舞鶴線(京都府・綾部駅−東舞鶴駅間)が、複数箇所で線路の盛り土流失、土砂崩落など大規模な被害が発生している。運転再開は早くても20日以降になる見込み。

 このため、12日からバスでの代行輸送をしている。福知山駅−東舞鶴駅間の直通列車の一部は、福知山駅−綾部駅間で走らせている。

 11日は山陰線などでも運転見合わせ区間があったため、特急、普通合わせて140本が運休(部分運休含む)し、約8200人に影響が出た。

■宮福線と宮舞線で運転見合わせ続く■

 京都丹後鉄道は、宮福線(宮津駅−福知山駅間)の福知山市大江町公庄地内で発生した土砂崩れによる河川ふさぎ止めで、下流部に危険が及ぶとの警告が出ており、国交省が調査した結果、安全に対する措置が必要となったため、当分の間運転を見合わせる。

 宮舞線(宮津駅−西舞鶴駅間)は土砂流入などに伴い、全区間で運転見合わせを続けている。11日からバス代行輸送をしている。

 11日は特急、普通・快速合わせて63本が運休し、約2500人に影響が出た。


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