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両丹日日新聞2018年6月 2日のニュース

額田おどりを後世に 保存会がCD製作

額田おどりのCD 京都府福知山市夜久野町額田の「額田おどり保存会」(衣川寔会長)が、額田音頭の唄と囃子を収録したCDを初めて製作した。衰退しているおどりの音源を残して後世に伝えていこうと、住民組織・夜久野みらいまちづくり協議会(衣川裕次会長)が提案して実現した。将来、地域の盆踊りとして復活させたい考え。

 額田おどりは、額田地域の5自治会の盆踊り。保存会の衣川会長(82)=奥=によると、明治時代中ごろに始まった。毎年8月24日、JR下夜久野駅前など3カ所で踊られていたが、過疎、高齢化などの影響で下火となった。

 10年ほど前には唯一続いていた旦の三差路での催しも中止に。今は、囃子手で組織する保存会が、踊り手を同町の女性グループに依頼し、夏の夜久野高原まつりなどで披露するだけになっている。

 「素朴で郷愁を誘う踊り」と関心を持つ人は多い。そこで、地域の伝統文化や名所を発掘し、町活性化につなげる方法を模索する協議会の教育・文化・スポーツ部会(小田垣裕一部会長)がCD化を提案した。

 小中一貫校・夜久野学園音楽部の生徒たちが唄を聞いて楽譜に書き取り、三和中学校長の細谷恵滋さん(58)=岩井新町=が譜面化。それをもとに保存会の5人が音頭取り(唄)、合いの手、笛、太鼓を担当して吹き込んだ。

 CDの収録時間は約30分。「国は丹波の額田村 どっこいしょ 松良長者の 小夜の姫 やっとこせーのよいやさのせ」などの歌詞からなり、ゆっくりとしたテンポで進む。CDは50枚作って関係者に配ったが、余りがあるため、希望者に譲る。問い合わせは協議会事務局、電話0773(37)1116へ。

 保存会の衣川会長は「作詞、作曲者不祥で、歴史的に分からない部分が多い音頭ですが、保存会で細々と受け継いでおり、次世代に継承したい。若い世代の方に、保存会のメンバーに加わってほしい」と呼びかける。協議会でも、DVD化を視野に入れ、普及に協力することにしている。


写真=CDには夜久野学園生らが聞いて書き取った譜面も付けた


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