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両丹日日新聞2018年5月 9日のニュース

ジャーマンアイリス今季で見納め 夫婦で世話続け30年

オープンガーデン  京都府福知山市笹場の北山勝美さんと妻の恵美子さん夫婦が、自宅近くの畑で30年間栽培を続けてきたジャーマンアイリスの花が、今季で見納めとなる。20年前から「オープンガーデン」として公開し、多くの人に親しまれてきたが、近年、雨の影響による植え替えなどの作業に苦労が絶えず、栽培をやめることにした。今、色とりどりの約1800株が次々に花を咲かせており、多くの来場を呼びかけている。

 ジャーマンアイリスは、アイリスの仲間では最も華やかで品種が多く「虹の花」と呼ばれる。恵美子さんが美容院で雑誌に載っていたジャーマンアイリスの花に心引かれて球根10個を購入して植え、その後、勝美さんから誕生日プレゼントとして毎年のように球根が贈られ、栽培面積が広がった。1千株になった10年目から「花好きの人に見てもらい、心を癒やしてほしい」と一般公開を始めた。

 二人三脚で育てたが、ジャーマンアイリスは高温多湿を嫌う。近年、夏場の集中豪雨や連作障害で根腐れする株が増え、取り除いたり、植え替えたりする作業に相当な手間がかかるようになった。約700株を植え直した年もあり、絶えてしまった品種もある。

■遠方から来る人や福祉施設の見学も■

 栽培をやめる決断をするまでには時間がかかった。府北部から見学に来る人が多いが、遠くは東京都、長野県、大阪府、京都市から訪れる人も。さらに、高齢者福祉施設などから来る団体も年々増えていた。

 「花を見て喜んで帰ってもらえる。花を通して人とのつながりもたくさんできた。栽培をしたいという気持ちが消えたわけではありません。頑張って育ててきましたが、70歳代になった自分たちの年齢も考えると、体力に限界を感じてやめる決断をしました」と北山さん夫婦は複雑な心境を話す。

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 今では「セレブレーションソング」「クラウンドヘッズ」「レディフレンド」など約100種類になった。品種によって白、紫、黄色、淡いピンクなどの色や花びらの形、見ごろも違う。今季は春先の暖かさが影響して例年より5日ほど早い4月下旬から咲き始め、今は5分咲き程度。20日ごろまで楽しめそうだという。

 今年も花の株を有料で譲る。全額を両丹日日新聞社が提唱する愛の寄金と、バングラデシュの教育支援活動に取り組むNPO法人国際エンゼル協会に寄せる。

 北山さん宅は、国道9号から府道岩崎市島線へ進み、中六人部地区を流れる竹田川に架かる東橋を渡って左手にある。問い合わせは北山さん、電話(27)1136へ。


写真上=多くの品種が育っているオープンガーデン
写真下=協力し合って栽培を続けた北山さん夫婦

ゴーヤ先生らご当地キャラ 棚田で田植え楽しむ

田植えをするゴーヤ先生 福知山環境会議のマスコットキャラクター・ゴーヤ先生らでつくるユニット、KSG(京都セレクテッドグループ)が6日、京都府福知山市大江町毛原の田んぼで、ファンたちとともに田植えを楽しんだ。KSGは、今年度から毛原の「棚田オーナー制度」を利用しており、緑豊かな景観に囲まれながら作業をした。

 毛原地区は「日本の棚田100選」に認定された景観を守り、遊休農地の荒廃防止や新規定住、就農につながればと、実行委員会をつくりオーナー制度の取り組みを続けている。

 田植えの参加者は、ゴーヤ先生らマスコットとファンら約20人、さらに制度を利用する親子連れら約30人の計約50人。合計約50アールの田にコシヒカリを植えた。

 マスコットたちは子どもたちから大人気で、みんなで楽しく作業を進め、昼食には地元の「鬼ぎり弁当」を味わった。

 今後は9月の収穫まで、草刈りなどの世話を続けることにしている。


写真=懸命に田植えをするゴーヤ先生たち


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