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両丹日日新聞2018年3月 8日のニュース

市議会委員会で鉄道館再開設求める請願採択

ポッポランド 京都府福知山市の議会産業建設委員会(6人)は7日、市役所5階の全議員協議会室で、運営団体から提出されている「福知山鉄道館ポッポランド1号館の早期再開設を求める請願」の審査をした。趣旨に賛同して全員が賛成し、採択となった。

 1号館は市が3月末での休館を決めている。請願は、市の委託を受けて施設を運営する西日本鉄道OB会福知山地方本部(足立和義本部長)が、8議員の紹介で市議会に提出。6日の本会議で同委員会に付託されていた。

 委員会では、足立本部長が「鉄道のまちのシンボルとして開設された鉄道館1号館が、建物の安全強度の理由で休館となることは、耐えられない衝撃。廃館は認められず、場所を変更しての再開設を強く求める」と趣旨を説明した。

 さらに、足立本部長は議員からの質問に対し、13年度に1万人を割った年間入館者(4月1日〜3月末)が運営努力やPRで回復し、今年度は3月5日に年度当初目標の2万人を達成したこと、再開設場所はできれば中心市街地を望むが、無理なら(展示資料が多い)北丹鉄道に関連がある大江町、銀河鉄道999のまちづくりを進める夜久野町も候補に挙げられるなどと答えた。

 請願に反対する討論はなく、2議員が賛成の立場から意見を述べた。「新しい設置場所を決めてから休館するのが行政のあり方。休館の発表が遅く、代替場所探しがまだ不十分。請願には大賛成」「市が福知山観光地域づくりセンターを設置して観光資源を有益にしようとするなかで、鉄道館は重要な位置にある。さらに施設を充実させて継承するべきだ」と話した。

 28日に再開される3月定例会本会議で審査結果を報告し、市議会として採択か不採択かを決める。

京都府初の「障害に応じた意思疎通」条例を制定

 視覚障害の人には音声ガイド、聴覚障害の人には手話、知的障害の人にはわかりやすい表現など、障害の特性に応じた対話やコミュニケーションの意思疎通手段が当たり前にある地域社会の実現をめざす、京都府初の「手話言語及び障害のある人の多様なコミュニケーション促進条例」が、福知山市で4月1日に施行される。

 福祉の枠組みでずっとあった手話を、言語として位置付ける「手話言語条例」が鳥取県で2013年に誕生して以降、全国の自治体で同様の動きが広がった。さらに一歩進めて、さまざまな障害の特性に応じた意思疎通手段の必要性にも拡大した条例が、兵庫県明石市で15年に初めて施行されている。

 京都府内では、手話言語条例はすでにあったが、手話言語・コミュニケーション条例はなかった。福知山、綾部両市の昨年12月議会で条例が可決されたことが、その先駆けとなる。

 福知山市の条例では、市は機運づくりや必要な施策に取り組むことを明記し、市民にも条例への理解と市の施策への協力を、事業所には障害のある人が働きやすい環境整備に努めることを求める。

 市は「条例がゴールではなく、新たなスタート。共生社会への事業展開、啓発、理解拡大への足掛かりにしたい」と意気込む。

■制定記念に聾学校を舞台にした実話の上映会■

 条例の制定を記念して、市と市社会福祉協議会は16日から18日まで市内4会場で、「『卒業』〜スタートライン」の上映会を開く。約50年前に京都市内の聾学校の生徒たちが、人権尊重や教育の発展を訴えて立ち上がった実話を追った映画。観賞無料。両丹日日新聞社など後援。


写真=条例制定記念に上映する「『卒業』〜スタートライン」で、生徒が理解ある教諭に手話で思いを語る場面


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