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両丹日日新聞2018年3月 2日のニュース

名物しだれ桜の半数を伐採 京都府緑化センター

府緑化センターのアプローチ<br />
 福知山市夜久野高原の京都府緑化センターは、アプローチ沿いに植わるヤエベニシダレ桜の樹勢を回復させるため、初めての大がかりな改良作業をした。成長に伴って枝が過密になり、日照不足で花数が減少してきたため、両脇にある25本のうち11本を伐採し、残りは剪定した。

 緑化センターは、早咲きから遅咲きまで約50種類、120本の桜が植わる花見の人気スポット。なかでも、入り口からセンター玄関前の築山付近までの約100メートルのアプローチ両脇に植わる八重しだれ桜は、垂れ下がる枝に滝が流れ落ちるように濃いピンクの小花が咲く姿が魅力的で、毎年府内外から多くの花見客が訪れる。

 センターが開設された1983年、3年生の苗木が、幅約8メートルのアプローチに沿って約8メートルの等間隔で植樹された。樹高が8メートルから10メートルほどに成長して枝が張ってきたが、植栽間隔が狭いため枝が重なり、十分に日光が届かない枝先から徐々に枯れ始め、花数も年々減少、対策が急がれていた。

 このため、緑化センターの技術員6人が1月中旬から約1カ月かけて、半数近くを伐採し、木の間隔を倍程度に広げ、残る木も一部を除いて剪定した。

 センターの巻田忠さんは「今後3年ほどは小花が減りますが、木が成長できる空間が広がったため、将来は今まで以上に枝ぶり豊かな大木に育つと思います」と期待を寄せる。

■ライトアップは例年通り■

 地元の活性化グループ・ときめき会(日下誠次郎代表)は、今年も4月7日から21日まで、ヤエベニシダレ桜のライトアップをし、同月14、15両日は、イベント「しだれ桜の夕べ」を催す予定。


写真=ヤエベニシダレ桜の伐採や剪定をした府緑化センターのアプローチ

谷川俊太郎さん寄贈 アール・デコとラジオ展

「アール・デコとラジオ展」 1920年代からヨーロッパで流行した装飾様式、アール・デコをテーマにした展示会が、京都府福知山市内記一丁目の市佐藤太清記念美術館で開かれている。「アール・デコとラジオ展」と題して、この様式があしらわれたラジオや家具、ポスターなど91点を並べ、当時のデザインの魅力を伝えている。30日まで。

 市・京都工芸繊維大学連携企画で、市と工繊大、美術館が主催、福知山公立大学が後援する。工繊大美術工芸資料館が所蔵する名品をそろえた。

 アール・デコは、1920〜30年代前半にかけて、フランスを中心にヨーロッパで人気を集めた装飾様式で、直線的なデザインや幾何学模様などが特徴。1925年、パリで開催された現代産業装飾芸術国際博覧会(通称「アール・デコ博」)がきっかけとなり、アール・デコと呼ばれるようになった。

 市美術館には、ポスターや工芸品、家具などをずらりと展示。アール・デコ期のデザインのあり方を象徴するとされるラジオには、コバルトブルーの色が鮮やかなもの、機械的な見た目のものなどがある。ラジオは詩人・谷川俊太郎さんのコレクションから工繊大に寄贈された品。アメリカやイギリス、ドイツ、日本など各国の違いを味わいながら、じっくりと見る人が多い。

 兵庫県神戸市から足を運んだという夫妻は「こんなに多彩なラジオがよく集まったものですね」と感心していた。

 開館時間は、午前9時から午後5時(入館は同4時30分)まで。火曜休館。入館料は大人210円、子ども100円。

■シンポジウムやワークショップも■

 シンポジウムとワークショップ、ギャラリートークの関連イベントも企画している。

 シンポジウム「アール・デコとラジオの時代−1920、30年代を中心に」は4日午後2時から、ハピネスふくちやまで。予約不要で入場無料。中村ラジオ博物館の中村邦夫館長、工繊大美術工芸資料館の並木誠士館長、同館の平芳幸浩准教授が登壇する。

 ワークショップ「アール・デコ・スタイルのラジオボックスをつくろう」は21日午後2時から、美術館2階の展示室で。厚紙の箱にラジオパーツ型のシールを配置し、アール・デコ調のラジオをデザインする。先着15人。参加は無料だが、入館料がいる。予約が必要で、希望者は美術館、電話(23)2316へ。

 ギャラリートークは4、21両日の午前11時から、美術館2階の展示室で。工繊大大学院デザイン学科の学生が解説をする。予約不要だが入館料が必要。


写真=多彩なデザインのラジオに感心する来館者が多い

昨年3トン、今年800トン イワシ大漁で市場わく

舞鶴地方卸売市場 京都府内で水揚げされた魚のほとんどが持ち込まれる舞鶴地方卸売市場(舞鶴市下安久)が、マイワシの大漁に連日沸いている。セリの時間が終わってもイワシを満載したトラックが次々と到着。京都府漁業協同組合(JF京都)や市場関係者たちは「値段も手頃になっています。地元府北部のみなさんに、ぜひ新鮮なイワシを食べてほしい」と話している。

 イワシが取れだしたのは2月19日ごろ。伊根で大漁となり、その後は田井など舞鶴市内でも水揚げされるようになった。2月末までで水揚げ量は842トンにも。昨年は1年間で3・5トン、一昨年でも19トンだったことから比べると、まさしく「異次元」の量になっている。

 市場には600キロ入りのコンテナに詰めて持ち込まれるが、ここ数日は毎日100トンを超えているため、場内はコンテナを何段も積んだフォークリフトとトラックがひっきりなしに行き交い、活気に満ちている。

 近年で大漁だったのは2013年で、年間637トンを記録したことがあるが、すでにその年間量を超えており「これほどの大漁は、いつ以来だろう」と市場関係者たちはえびす顔。東京・築地など全国に出荷されているが、地元にも多く出回っているといい、JF京都指導課では「イワシはDHAが豊富だったりして体にいい。いま取れているマイワシは大きくて身がプリプリしています。新鮮なまま店頭に並んだものは刺し身や天ぷらがおすすめ。ツミレもおいしいですよ」と話している。


写真=丸々としたイワシが詰まったコンテナを運んでフォークリフトが忙しく行き交う卸売市場


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