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両丹日日新聞2018年1月10日のニュース

キクイタダキやハヤブサも 三段池で探鳥会

水鳥を探す参加者 京都府福知山市猪崎の三段池公園周辺で、市児童科学館(辻本勝館長)主催の冬の探鳥会が7日にあり、市内外の野鳥愛好家ら約40人が参加。鳥に詳しい市自然科学協力員に教わりながら、飛来した冬鳥を観察した。

 参加したのは普段からバードウォッチングをする人や親子連れらで、市児童科学館内で協力員の大槻浩さん(58)から、公園周辺で見られる鳥のことと、双眼鏡や単眼鏡を使った観察方法を教わった。

 このあと、三段池公園の周りの道をゆっくりと歩き、池で泳ぐ水鳥のほか、鳴き声を頼りに公園の松林にいる小鳥などを、肉眼や双眼鏡などで観察した。

 池ではコガモ、マガモ。松林などではメジロ、ヤマガラ、オオタカなどを確認した。1970年代から80年代に農薬の使用で全国的に生息数が減っていたカワセミ、日本で見られる鳥で一番小さいというキクイタダキ、獲物を狙って急降下する速度は世界一ともいわれるハヤブサの姿もみられ、参加者は確認すると歓声を上げていた。

 綾部市のFAヤマセミの会員、岸見文代さん(70)は「冬は木の葉が落ち、バードウオッチングに絶好の時期で、この日を楽しみにしていました。天候も良く、多くの種類の鳥を探すことができました」と満足していた。


写真=単眼鏡などで水鳥を探す参加者

視覚障害者が大正琴の初舞台 ひたむきな演奏に拍手

大きな拍手 福知山市視覚障害者協会(田村敏明会長)の新年会が、京都府福知山市内記二丁目の市総合福祉会館で6日に開かれ、オープニングで視覚障害者らによる大正琴の演奏があった。協会が昨春に始めた大正琴体験教室で練習してきた人たちの初舞台。ひたむきな演奏に、参加者から大きな拍手が送られた。

 知人から大正琴を譲り受けた協会員の植田文男さん(70)が、市社会福祉協議会に相談し、社協にボランティア登録をする木村流大正琴・琴遊会北近畿京都支部の奥村歩支部長を紹介してもらった。せっかくやるのなら多くの人で−と、協会の体験教室になり、昨年3月から毎月1回、福祉会館に集まって練習を始めた。

 最初は3人だったが、活動を知った市民から大正琴の寄贈を受けたこともあり、4人に増えた。教室生は全盲と弱視で、大正琴に初めてふれる人がほとんど。弦にピックを当てる感触をつかむところから始めた。

 発足当初から「いつか演奏会をしたい」という目標があった。まだうまくできないこともあるが、協会の新年会出演の話が持ち上がったことで、機運は一気に高まった。

 植田さんは「見えなくても弾けるというところを見てほしい」と意気込み、塩見久子さん(78)も「初めての舞台が楽しみ」と心を躍らせた。

 当日は1人が無念の欠席となったが、残る3人が日ごろの練習成果を発揮して、童謡「きらきらぼし」と「夕焼け小焼け」の2曲を奏でた。リード演奏で加わった奥村支部長の「せーの」「2番目入ります」などのかけ声で音をそろえた。

 協会の田村会長は「挑戦されてきた1年の成果を発表できる場となってよかった。奥村先生、社協、大正琴をいただいた市民の方ら、多くのみなさんのおかげ」と喜び、奥村支部長も「大正琴を楽しみ、障害に負けない明るい演奏に私も勇気をもらっています」と話す。

 初舞台を終えた全盲の女性は「手の感覚だけで、初めは何をしたらいいのかわからなかったけれど、慣れてきて大正琴がどんどん面白くなってきました。きょうは50点でしたが、次は100点の演奏をしたい」とほほ笑んだ。


写真=演奏を終えると大きな拍手が送られた


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