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両丹日日新聞2017年11月 4日のニュース

台風災害で消防団が大きな力に 見回りや避難誘導で市民守る

舟を使い昼食を届ける消防団員 各地に大きな被害をもたらした台風21号の際に、京都府福知山市では市消防団(片岡幸基団長)から約1040人の団員が出動。各地で危険箇所の見回り、避難誘導、土のう積みなどをして市民の安全を守った。

 市消防団は団本部と29の分団からなり、10月1日現在で1859人の団員が所属している。市消防本部のまとめ(速報値)によると、団員らが活動したのは、台風21号が接近した10月22日午後1時から翌23日午後4時までで、合わせて積載車90台、ポンプ車2台が出動した。

 浸水被害地域では、舟を使い昼食を届けるなどし、台風通過後も分団の詰め所や、地域の泥の清掃作業などに取り組んだ。

 9月17、18両日の台風18号接近の時にも、積載車89台、ポンプ車2台、人員841人が出動。17日午後3時から翌日午前3時まで、河川の警戒や土砂崩れの対応にあたった。

 このように、招集に応じて出動し、水防・消火活動、人命救助などに活躍する消防団員だが、その数は減少傾向が続いている。2008年度以降、2千人を下回り、団員確保が課題となっている。


写真=一帯が浸水して孤立した大江町河守新町の民家に舟を使い昼食を届ける消防団員(読者提供)

熊本城の鬼瓦を複製して展示 鬼師ら早期再建願い

鬼瓦の複製品 京都府福知山市大江町佛性寺の日本の鬼の交流博物館で、昨年4月の「熊本地震」で大きな被害が出た熊本県熊本市・熊本城の鬼瓦の複製品6点が展示されている。複製品は、全国の鬼瓦製作者(鬼師)でつくる「日本鬼師の会」(菊地陽一郎会長、事務局・市役所大江支所)の会員たちが作った。7日まで展示し、今月中旬からは熊本城近くの観光施設「城彩苑」に並べる。

 地震で熊本城は、石垣が崩れたり瓦が落ちたりするなど、甚大な被害が出た。鬼師の会は、熊本城の早期復興に願いを込め、城の鬼瓦の複製品を製作することを決めた。
 8月29、30両日に鬼師の会の会員4人が熊本城に行き、特別に内部などを視察。この時に撮った鬼瓦の写真などを参考に製作にあたった。
 製作したのは城の棟や入母屋部分などに取り付けられていた鬼瓦の複製品で、桔梗紋や細川九曜紋が入っている。会員6人が9月から、約1カ月で作り上げた。
 鬼博では、過去に作った鯱瓦や8月に会員が撮った熊本城の写真も並ぶ。
 菊地会長(53)は「(被災した)熊本城をテレビで見た時は大変なことになったという思いでした。一刻も早く再建してほしいというのが会員みんなの願いです。複製品を多くの人たちに見てもらいたい」と話している。鬼博は月曜日休館。


写真=鬼師たちが作った熊本城の鬼瓦の複製品

漆を育む作家17人と2団体で作品展

豆皿 NPO法人丹波漆による「丹波のうるし作品展」が、京都府福知山市京町の、ぎゃらりー京町で5日まで開かれている。10月に京都市の臨済宗建仁寺塔頭禅居庵で開かれたものの巡回展。

 京都府豊かな森を育てる府民税を活用した伝統工芸の森プロジェクト事業(森の文化発信)として京都府が主催している。

 伝統的な漆芸や漆を使ったアートの創作、更には神社仏閣など古くからの文化財修復にも欠かせない漆を守るために、夜久野で漆の木の植栽活動に携わっている作家17人と2団体が作品を寄せた。漆塗りの盆、椀などに加え、漆の木の葉を貼り合わせて作ったランプ、ミカンに漆を塗ったものなど、斬新な作品も並ぶ。

 丹波漆が連携を深めている丹後二俣和紙を使い、作家14人が各自の手法で小皿を作った「漆×和紙」豆皿特別企画も、訪れた人たちの目を引いている。時間は午前10時から午後5時まで。無料。

 7日から12日までは夜久野町夜久野高原、道の駅農匠の郷内、市やくの木と漆の館を会場に開催する。時間は同じ。


写真=丹後二俣和紙を使い、14人の作家がそれぞれの手法で豆皿を作った


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