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両丹日日新聞2017年9月13日のニュース

月100時間超の超過勤務の職員・教職員72人 福知山市

 京都府福知山市の市議会の一般質問が12日にあり、議員が市職員と市立小、中学校教職員の超過勤務について質問。単月の過労死ラインにあたる月100時間を超える超過勤務を、昨年度に1回以上した市職員(市民病院除く)は28人、教職員は44人だった−との答弁があった。議員は「即刻解決すべき」と、長時間勤務の常態化の是正を求めた。

 また、他にも月80〜99時間の超過勤務をした市職員が29人、教職員が94人いたことなど、現状について、総務部長と教育委員会理事が説明。いずれも「全体を見れば、前年度より減少しているものの、抜本的な改善が必要」とした。

 市は、昨年度に時間外労働の縮減目標を設定し、事務のスリム化を進めたほか、今年度から超過勤務を行う場合も、退庁時刻の目標を午後8時にする運動を、新たに実施していることを報告。

 今後の対策にも触れ、機動的な人員の配置▽課を超えての柔軟な応援態勢の構築▽専門分野の民間技術の採用▽時差出勤、フレックスタイム制度の活用▽ストレスチェック制度の推進などをさらに進めると約束した。

 市教委は、7月に働き方改革の一環として、全教職員を対象に緊急アンケートを行ったとし、「その結果も活用しながら、国や府の指導を受け、着実に業務改善を図っていく」とした。

 また、教職員と管理職の意識改革とともに、具体的に隔週一日の土日ノー部活デー、早退勤デーについて、10月から実施を予定。ほかの取り組みについても、「準備が整ったものから順次行っていく」と伝えた。

90歳、農の中で句を詠み全国大会最高賞

堀さん 「転勤を拒みし夫と耕せり」−俳句を長年続ける京都府福知山市大江町上野の堀惣治さん(90)=俳号・蒼浪=の作品が、第56回全国俳句大会(公益社団法人俳人協会主催)で、最高位の大会賞を受けた。今年は1万3788句の応募があり、この中から選者らが大会賞5句を選出した。堀さんは「思いがけない賞で驚きましたが、うれしい」と快挙を喜んでいる。

 堀さんは終戦後間もなく俳句を始めた。1945年に出した句が新聞に掲載されたのをきっかけに、どんどんのめり込んでいった。

 全国俳句大会は、集まった全作品で予選を行い、残った1609句(応募句の11・6%)から39人の選者が特選句などを選出。さらに、高点句の中から選考委員会で審議をして、受賞作を決めた。

 農業に精を出し、普段から四季の移ろいを肌で感じながら作品づくりをしている堀さん。受賞作も農家ならではの句で、選者から高い評価を得た。

 周りには、夫が会社勤め、農業は妻がしているという家庭が多い。そんな中で、遠方への転勤を反対され、会社を辞めて妻とともに農業をすることになった人の姿を見て詠んだ。

 表彰式は、5日に東京都千代田区の有楽町朝日ホールであり、ステージに上がった際にも、まだ驚きが消えず、実感はなかったという。

 「これまでも入賞などはありましたが、大会賞は初めてです」と話す。「四季の移り変わりと常に接しているので、どんどん作品は生まれます。これからも農耕文化の中で俳句を詠んでいきたい」とほほ笑んだ。


写真=大会賞受賞を喜ぶ堀さん 


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