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両丹日日新聞2017年9月12日のニュース

昔ながらの米作り再現 手刈りし足踏み脱穀機で

脱穀 京都府福知山市新庄の農業、芦田早苗さん(68)は昔ながらの農業を再現している。10日には自宅近くの田んぼで、古い足踏み式の機械を使い、古代米の紫黒米の脱穀作業をした。脱穀の前には手刈りの稲刈りも行った。

 芦田さんは昨年初めて、0・2アールで紫黒米を栽培。今年は2カ所の田んぼ計約1アールで育てた。

 脱穀作業は昨年、手刈りしたあとに、手でしごいていたが、今年は知人からもらった足踏み式脱穀機を使うことにした。

 脱穀機の踏み板を踏んで歯のついた胴を回転させ、ここに刈り取った稲の束を当てると、勢いよくもみが飛び散った。

 芦田さんは「足踏み式脱穀機は子どものころに手伝いで使った記憶があります。昔の米作りはすべて手作業で、当時の人の苦労がしのばれます」と話していた。

 後日、もみとわらくずなどを風圧で分ける「唐箕」という道具を使っての作業もすることにしている。


写真=歯の部分に稲の束を当てて脱穀する芦田さん

侍ジャパン女子優勝に貢献 成美野球部の3人

阿部選手、長野監督、大野投手 第1回BFA女子野球アジアカップで、侍ジャパン女子代表の一員として京都府福知山市水内の福知山成美高校女子硬式野球部の長野恵利子監督(43)と3年生の2選手が活躍。5選全勝で初代アジア女王の称号獲得に貢献した。

■第1回アジアカップで5戦全勝■

 成美から出場したのは、同校野球部主将で右投げ右打ちの阿部希内野手(18)=台原中・宮城県=とエースの右腕・大野七海投手(18)=邑楽中・群馬県=。2人とも侍ジャパンの主力選手となり、長野監督はコーチを務めた。

 アジアカップには日本のほか、チャイニーズ・タイペイ、韓国、香港、インド、パキスタンの6カ国が出場。2日から7日まで香港で総当たり戦を行い順位を決めた。

 各国がフル代表のメンバーをそろえる中、女子野球ワールドカップ(W杯)5連覇中の侍ジャパンは、若手選手の育成、競技力向上と強化を目的に18歳以下の選手で編成。高校3年生15人と2年生5人が全国から選出された。

 阿部選手は全試合に出場。うち4試合はスタメンで、8番を打った。得意の守備で優勝に大きく貢献。チーム全体としても無失策だった。守備は本職の三塁のほか、遊撃や二塁もこなした。打撃は10打数3安打だった。

 大野投手は、安定感とコントロールが評価され、抑えとして起用された。事実上の決勝戦と言われた2戦目のチャイニーズ・タイペイ戦では6回から登板し、逆転勝利を呼び込む投球を見せた。2試合で計3回を投げ無失点に抑えた。

 阿部選手は「厳しい試合もありましたが、全勝優勝できてよかった。チャンスで打てないところがあり、悔しい部分もある」と振り返り、大野投手は「チームとして全勝優勝でき、とても素晴らしい経験になりました。金メダルをかけてもらいうれしかった」と笑顔を見せた。

■インドなどの環境知り初心に帰る■
0912japansyuugou.jpg インドやパキスタンなどの選手は道具やユニホームがそろわない状況でも、心から野球を楽しんでいたという。1死取るごとに優勝したかのように喜ぶ姿を見て、両選手とも野球をひたむきに楽しむという初心に帰ったと話す。

 また両選手とも、今回の経験を糧にフル代表をめざすと決意。来年にはW杯があり、そこに選出されるようレベルアップに努めるという。

 長野監督は、阿部選手について「力がまだ高校生レベル。良い人間性を持っているのでフィジカル強化を」。大野選手については「フル代表のエースが狙える逸材です。経験を積んで心と体のコントロールを」と期待する。

 また「両選手とも日本代表としての立ち居振る舞いなどができていました。良い報告ができたことをうれしく思う」と喜んだ。

 11日には同校体育館で優勝報告会が開かれ、兒島裕之校長が「日本代表として頑張ってくれてありがとう」と祝福。生徒会長の上田結菜さん(3年)らから花束が贈られ、全校生徒、教員がたたえた。3人はそれぞれ、優勝の喜びや応援に対する感謝などを伝えた。


写真上=優勝報告会で祝福を受けた阿部選手、長野監督、大野投手(左から)
写真下=全勝で初代女王の称号を手にした侍ジャパン女子代表(提供:全日本女子野球連盟)


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