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両丹日日新聞2017年9月 4日のニュース

秋空に大鳥毛舞う 大江八朔大祭

白い大鳥毛 京都府福知山市内の秋祭りのトップを切って、大江町内の4地区で3日、八朔大祭(祭礼)が催された。奴行列による鳥毛回しの練り込みがあり、沿道の人たちの前で勇壮な所作を見せた。

 大江では、明暦4年(1658)夏に大干ばつに見舞われた際に、当時の河守郷13カ村が雨ごい祈願をして、雨が降ったことから、その奉賛として練り込みの神事を行うようになったとされる。

 3日は天田内、内宮、二俣、佛性寺で大祭(祭礼)があり、このうち二俣地区では八朔祭礼保存会と地元自治会が主催した。

 午前7時20分から外宮神社で鳥毛回しの奉納をしたあと、奴行列として総勢約70人が地区内2キロを練り歩いた。

 鳥毛回しは奴役の8人の男性が9カ所で披露。2人1組になって、長さ約2・5メートル、重さ約15キロもある白い大鳥毛を空中に投げて受け渡しをした。

 鳥毛が重いため、受け取った瞬間よろめく場面もあったが、沿道の住民からは大きな拍手が送られた。子どもたちが引っ張る太鼓屋台も出て、にぎやかな祭りで秋の到来を告げた。

 奴役の神社正悟さん(38)=二俣二=は「鳥毛のバランスを取るのが大変です。良い祭りなのでこれからも続けていきたい」と話していた。


写真=白い大鳥毛の受け渡しをする奴たち(二俣で)

府県越えて防災訓練 洪水と地震想定

兵庫県の消防防災ヘリで支援物資を受け入れ 地震、水害の複合災害を想定した大掛かりな地域防災訓練が3日、京都府福知山市猪崎の由良川河川敷グラウンドを主会場に、市内各地で繰り広げられた。行政、運輸、医療などの防災関係機関や住民らが一体となって避難、救助、支援などの訓練をして、大規模災害に対する備えを身につけた。

 グラウンドでの訓練には市、国、府、陸上自衛隊、消防署、消防団、警察、JRなど26機関の関係者や市民ら約980人が参加。想定最大規模の降雨があり、由良川で洪水が発生、更に三峠断層による震度7の直下型地震が起きたとの想定で行った。

 今回は初めて府県を越えた広域連携訓練も実施。兵庫県の消防防災ヘリコプターで、丹波市から支援物資を運び、会場で受け入れた。
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 地震で倒壊した家屋からの救出訓練では、陸自第7普通科連隊や福知山警察署、市消防本部が連携して取り組んだ。家屋のがれきなどを取り除いたあと、家の中から負傷者を見つけ救出した。

 市民による救出訓練もあり、昭和学区8自治会の自主防災組織のメンバーたちが壊れた家の瓦を取り除いたり、負傷者を担架で運んだりした。

 このほか土のう作り体験では、会場に訪れた人たちがスコップを使い袋に土を詰めて運んだ。

 土のう作りなどを体験した土井征男・西小谷ケ丘自治会長(72)は「3年前の豪雨災害で地区でも水がついて以来、住民の防災意識が高まっています。万が一の時にはきょう体験したことを生かしたい」と話していた。

■ボラセンターの立ち上げ運営訓練も■

 また市災害ボランティアセンターの立ち上げ・運営訓練が同日、駅前町の駅北広場で行われた。

 センターの運営委員、市社協職員、市民サポーターのほか、駅前町自治会の住民ら総勢約80人が参加。迅速な復旧活動ができるよう、被災者ニーズの把握からボランティア派遣までを習得した。


写真上=兵庫県の消防防災ヘリで支援物資を受け入れる訓練もあった
写真下=地震で倒壊した家屋から負傷者を救出


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