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両丹日日新聞2017年6月 6日のニュース

福知山城ピンバッジ人気 カラーとシルバーの2種類

城のピンバッジ 一般社団法人福知山観光協会(福島慶太会長)は、京都府福知山市のPRグッズとして、福知山城のピンバッジを作った。カラーとシルバーバージョンがあり、いずれも城で販売していて、来館者から好評を得ている。

 これまでから、観光協会のイメージキャラクター「光秀くんとひろこさん」のストラップ、城のキーホルダーなどを販売。今年度からは、多くの要望があったことから、ピンバッジを加えた。

 ピンバッジは縦2センチ、横3センチで、「丹波福知山城」の文字と城をデザイン。初代城主の明智光秀の家紋で、市の花のキキョウもあしらわれている。カラーとシルバーを作り、税込み300円で4月下旬から販売している。

 観光協会の特別会員で、ピンバッジ作製を提案した城の郷土資料館の駿河禎克館長によると、取り扱う他のグッズと比べても、売れ行きは良いという。

 観光協会の岡垣要事務局長は「観光客だけでなく、市民にも購入していただき、普段から服やかばん、帽子などに付け、福知山をPRしてもらえれば」と話している。

 城のピンバッジなど、協会のグッズに関する問い合わせは観光協会、電話(22)2228まで。


写真=新たに作製した城のピンバッジ

丹波の漆掻き始まる 府無形文化財

丹波の漆掻き 京都府無形民俗文化財に指定される丹波の漆掻きが6日朝、福知山市夜久野町の山中で始まった。夏に盛りを迎え、9月末まで続く。

 漆を採取する漆掻きの技術を守り伝えているNPO法人丹波漆が、今年は額田の山で9本の木から採取する。

 専用の鎌、かんななどを携えて山に入り、最初の1本に手をつける前に、NPOの岡本嘉明理事長が山と木に菓子と清酒を供え、「今年も質の良い漆が取れますように」と頭を垂れた。

 岡本理事長と若手後継者の竹内耕祐さん、2年目となる吉川枝里香さんの3人で9本を採取していく。

 漆の産地は全国でもごく少なく、夜久野でもNPOで植樹を進め、木を増やしているものの、採取量は、まだわずか。それでも「昨年掻いた漆は芸術作品の創作や文化財の修復などに役立てられました」と岡本さん。「良い漆を取り続けることで、夜久野の漆文化を守っていきたい」と話していた。

■遺伝子研究にサンプル採取■

 漆採取の現場には京都府立大学の椎名隆教授らのチームが訪れ、サンプル採取を行った。府立大のACTR(地域貢献型特別研究)事業として、県立広島大学の菅裕准教授と漆の共同研究をする。

 椎名教授らは、漆掻きを進めるに従い採取できる量や質が変化していくのは発現遺伝子に変化が出るためだと見ている。そこで説を立証するため、山に液体窒素や専用容器を持ち込み、掻き始めの樹皮片を納めて持ち帰った。定期的にサンプル採取して遺伝子を比較することにしている。


写真=漆の木の周囲にやぐらを組んで、今年最初の鎌をあてた(6日午前8時40分ごろ、夜久野町額田の山中で)



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