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両丹日日新聞2017年6月 2日のニュース

災害時に福祉用具を供給 福知山市と協会が協定

 福知山市と一般社団法人日本福祉用具供給協会は、災害時の避難所に福祉用具が必要になった際の供給に関する協定を締結した。これにより、高齢者用の紙おむつ、車いす、電動ベッドといった物資が、市の要請で協会から届けられる態勢が整い、要配慮者に対する避難所環境の向上が図られる。

 協会は福祉用具を供給する民間事業所による全国組織で、地域福祉の発展に寄与することを目的に、1996年に設立した。現在は351の個人、企業、団体が正会員、賛助会員として入会している。

 災害時に避難所で必要とされている福祉用具を迅速に供給できるシステムの構築をめざし、2011年から全国の各自治体と協定の締結を進めており、福知山市は京都府内で4例目となった。

 協会京都ブロック北部担当の石坪(本社・福知山市篠尾新町、竹中悠社長)から4月に市へ提案があり、協定締結へと進んだ。市役所で1日に締結式があり、大橋一夫市長と協会の荒井祐子・京都ブロック長が協定書を取り交わした。

 大橋市長は「いつ起こるか分からない災害への備えは大切です。配慮が必要な人らに、避難所での安心を提供できる協定なので、災害発生時にしっかり活用できるようにしたい」と話していた。


写真=日本福祉用具供給協会と協定書を取り交わした

懐かしくて新しい味 桑の実の摘み取り園

マルベリーファーム 年配の人たちには懐かしく、若い人たちには新しい味「マルベリー=桑の実」。京都府綾部市位田町に、今年も桑の実摘み取り園「あやべマルベリーファーム」が2日からオープンした。12日までの期間限定。

 桑を餌とする養蚕が盛んで、かつて蚕都(さんと)と呼ばれた綾部だが、今では繭を出荷する農家が無くなり、荒廃桑園が残ってしまった。そこでNPO法人綾部ベンチャー・ものづくりの会が位田町の桑園を借り受け、桑の実が楽しめる園地に整備し直した。

 木が密生、雑草が生い茂り、うっそうとした森のようになっていた一帯を、人が入れるように整備するのに3年かかった。マルベリーファームと名乗って開園するようになって5年になる。

 広さは約25アール。養蚕が盛んだったころに植えられた桑の木が残っていて、40年生は巨木に育っている。当時のままの木を生かしながら、NPOの若山行正理事長(76)らが新しい苗木を植栽。250本ほどにまで増やした。大粒の実がなる品種や実が多く付く品種、シルクロードの白い実がなる品種など種類も増やしていて、「元から植わっていた木に品種の判別しないものがあって正確にカウントできませんが、いま25、26種類あります」という。

 開園するのは毎年この時期の10日ほどのことだが、そのための世話は一年を通して行う。「1月と2月以外は毎月草刈り。2回必要な月もあり、5月は3回しました」と若山さん。施肥や伸びた枝のせんてい作業も大事。低農薬栽培なので、その分の手間もかかる。全て若山さんらの無償ボランティア作業。「地域の伝統的資源として残していきたくてねえ」と、汗をぬぐいながら開園直前の準備に追われていた。

 時間は午前10時から午後3時30分まで。管理協力金(マルベリー1パック付き)大人800円、幼児600円。追加を希望する人には1パック(200グラム)300円。育てやすい品種の苗木販売や地域の女性たちよる野菜販売、まゆクラフト作品展示がある。また本数限定で桑の実酒、出店日限定でマルベリーパンの販売もある。


写真=熟した桑の実を見つめる若山さん


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