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両丹日日新聞2017年6月 1日のニュース

福知山観光協会が解散、海の京都DMO参画

定時総会 一般社団法人福知山観光協会は、海の京都DMO(一般社団法人府北部地域連携都市圏振興社)に統合、参画することにした。これに伴い、福知山協会は解散する。31日に京都府福知山市篠尾新町のサンプラザ万助で開いた定時総会で、冒頭に福島慶太会長が意向を伝え、会員に理解を求めた。統合後は海の京都DMO福知山地域本部となるが、組織の内部体制は変わらない。

 海の京都DMOは京都府と、海の京都観光圏の府北部5市2町が連携し、広域観光マネジメントを行う組織。金融機関や旅行会社などから外部人材を招へいし、顧客満足度の高い旅行商品の開発、民間経営の視点に立ったマーケティング、プロモーションを実行するため2016年6月に設立。京都銀行特別顧問(元専務)の大同一生氏が社長を務めている。

 設立後、府北部の各自治体の観光協会が順次解散した上で、地域本部として参加しており、舞鶴と綾部が1月に参加したことで、残すは福知山のみとなっていた。

 福知山観光協会では、福知山に海がない▽一般社団法人を設立して間もない▽独自の観光が、おろそかになる可能性がある−といった理由から、解散してまで参画するということに否定的だった。

 そんな中、昨年就任した大橋一夫市長が、主要施策の一つに福知山観光地域づくりセンター構想を打ち出し、センターの事務局運営を観光協会に委託したことで、状況が変化。
「広域観光は海の京都DMOで、福知山の観光は地域づくりセンターで」と、両方をカバーできる体制が整ったことから、解散して海の京都DMOに参加する方向に転換することを決めた。

 総会であいさつに立った福島会長は、これらの経緯を説明。「参加後は海の京都DMO福知山地域本部となりますが、会員のみなさんとの関係は今まで通りです。断腸の思いではありますが、賛同をいただきたい」と頭を下げた。

 出席した46人の中には、解散という言葉に抵抗がある会員もいて、丁寧な説明を求める声や、「地元の行事が出来なくなるのでは」との意見があり、福島会長らが「同じ組織のままで、DMOの枠組みに入る形。独自の部分もしっかり取り組める」と回答していた。

■早ければ9月に■

 今後は財産の総括などをしたあと、解散決議の臨時総会を開き、早ければ9月に解散し、海の京都DMOに参加。福知山地域本部として、従来業務のほか、広域連携業務にも携わることになる。

 これと並行し、市の観光地域づくりセンターが6月中に設置される予定で、事務局として協力連携団体との協議、調整や設立記念シンポジウムの開催準備、先進地視察などに取り組む。解散後も、引き続き地域本部として業務を行っていく。


写真=解散を不安視する会員の質問に答える福島会長

測位衛星みちびき カウントダウンに児童参加

打ち上げ 日本のほぼ真上(準天頂)を通る軌道で周回する国産の測位衛星「みちびき2号機」を載せたH−IIAロケットが1日午前9時17分46秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。内閣府が企画した「みんなのカウントダウン」に参加した京都府福知山市池部の庵我小学校(今村大輔校長)の6年生18人も、インターネットを通じたライブ中継を見守り、打ち上げ成功を祝った。

 児童たちは図書室に集まり、午前9時ごろから、スクリーンに映し出されるH−IIAロケットのライブ映像を食い入るように見つめた。

 発射300秒前からは全国とオーストラリアの60カ所近くの科学館、小学校などの約1700人が参加し、事前に収録された「みんなでカウントダウン」の映像が中継画像の右下に映され、同校児童は「145」のカウントで「とびたてみちびき!」と記したボードを手に登場した。

 最後の全員での10秒間の秒読みが終わると、ロケットはみんなの期待に応えてすさまじい白煙を上げて無事に飛び立ち、拍手と歓声がわき起こった。

 みちびき2号機は、約30分後に高度275キロ付近で、ロケットから切り離され軌道に乗った。

 年内に4号機までが打ち上げられ、18年度からは4機体制で本格運用を始める計画。従来の米国のGPS(全地球測位システム)を補完し、誤差が現在の約10メートルから数センチ程度と縮まり、高精度な位置情報が発信できることが期待されている。

 吉見広聖君は「衛星が打ち上げられる様子は初めて見ました。とても迫力がありました」と感激し、「カウントダウン企画に参加でき、いい思い出ができました」と話した。

 打ち上げの実況中継の映像は、猪崎・三段池公園内の市児童科学館(辻本勝館長)のプラネタリウムでも流され、市民らが訪れて視聴した。


写真=スクリーンに映し出される中継画像を見守る児童たち(1日午前9時17分ごろ)


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