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両丹日日新聞2017年3月13日のニュース

「都会に疲れたから」だけでは無理 農山村移住アドバイス

0313ooe.jpg 京都府福知山市は、農山村地域への定住を促進する「京都福知山古民家暮らし探求ツアー」を大江地域で11日に催した。京都市内からも参加があり、参加者らは空き家を見学したほか、先輩移住者との懇談を通じ、田舎暮らしについて思いを巡らせた。

 市農山村地域空き家情報バンクに登録した利用希望者、田舎暮らしを希望する人を対象に全国から参加者を募り、毎年のように行っている。

 今回は福知山市内の4人と京都市内の2人が参加し、移住歴11年目、大江町毛原の川瀬保さん(69)、節子さん(67)宅を訪問。農家民宿「コテージ棚田の里」を経営し、どぶろくの製造、販売などを手掛ける暮らしについて話を聞いた。

 参加者らは、移住してきて失敗する人もいるのか▽どうしてこの場所を選んだのか▽農業の素養がなくてもやっていけるのか−など、移住を考える上での疑問や不安を、川瀬さん夫婦に投げかけた。

 川瀬さん夫婦は「単に都会が疲れたから田舎で暮らす、という考えでは失敗につながる」「自分は何がしたいかなど、移住の目的をはっきりさせ、それに合わせた移住先を選ぶことが大切。イベントがあれば参加し、地域になじんでから移住するのも良いと思う」などと丁寧に答えた。

 京都市内から参加した非常勤嘱託職員の男性(67)は「移住者の苦労や失敗など、一番知りたかったことが聞けました。自分の考えを整理し、今後は本格的に検討したい」と話していた。

 参加者らはこのあと、内宮、北原などを巡って空き家などの見学をした。
 

写真=参加者らは川瀬さん夫婦と田舎暮らしについて話し合った

珍しい雨乞い「笹ばやし」 京都府文化財指定

0313sasabayasi.jpg 京都府教育委員会は、福知山市下六人部地区で毎年8月に行われる「笹ばやし」を、無形民俗文化財に指定した。

 9日に府文化財保護審議会答申を得て指定した。ほかに宇治市の上林春松家庭園や京都市の久昌院(本堂など4棟)など9件も指定した。

 笹ばやしは、多保市の天神社の祭礼で行われている雨乞い行事。寛文9年(1669)に百日間雨が降らず干ばつに見舞われた際、福知山藩主・朽木稙昌が命じて始まったとされている。
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 8月16日の夜、集落内の立石から神社へ向かう道で、大人たちが樫の棒で井堰に見立てた柵を組み、子どもたちが水に浸した笹を振りながら駆け寄り、力いっぱい柵をたたいて崩し、駆け抜ける。これを5カ所で繰り返し、「堰が切れるほどの雨が降る」ことを表現していて、府内ではほかに例が無い。

 年ごとに趣向を凝らした造り物を載せた飾り屋台が、伊勢音頭をはやしながら巡行するのも習わし。多保市と長田北、長田南、長田段、上松、駒場新町の各区で保存会を作って守り伝えている。


写真上=子どもたちが激しく笹を振る(昨年8月16日撮影)
写真下=年ごとに趣向を凝らした屋台が巡行する(一昨年8月16日撮影)


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