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両丹日日新聞2017年3月 9日のニュース

やっぱり危険、冬場の浴室 心肺停止19件

 急激な温度変化によって血圧が急上昇したり急降下したりして体調に異変が生じる「ヒートショック」。寒い時期はこれによって浴室で倒れ、命を落とす人が少なくない。京都府福知山市内でも多発しており、市消防本部(鈴木秀三消防長)が注意を呼びかけている。

 市消防本部によると、市内で昨年11月から今年2月までに浴室内で起きた急病は32件で、このうち19件が心停止状態だった。全員60歳以上で、大きな持病はなかった。

 急激な温度変化で血圧が変わり、心筋梗塞や脳出血を発症したほか、浴槽内で意識を失い、溺れたケースもあるという。また、32件中14件が、翌日など時間がたってから発見された。

 こうしたことから、消防本部では、急激な温度変化を防ぐため、急に熱い湯につからない▽浴室にスノコやマットを敷く▽脱衣所や浴室を暖かくしておくといった対策を挙げる。高齢者の入浴時には家族などで声を掛け合うことも大切だとしている。

 心停止した人への対応などを学べる救急講習も開いており、「習得しておくと、万が一の時に役立つ可能性がある」と受講を呼びかけている

楽器が自分で弾けた! 視覚障害者協会が体験教室

0307taisyokoto.jpg 京都府福知山市の視覚障害者協会が、大正琴体験教室を始めた。視覚障害者が楽器にふれる機会はあまりなく、参加者は楽しい時間を過ごしている。

 教室開設のきっかけは2カ月ほど前にさかのぼる。会員の植田文男さん(69)が、知人から大正琴を譲り受けた。せっかくなので弾いてみたいと市社会福祉協議会に相談し、社協にボランティア登録をしてイベント出演や施設訪問などの演奏活動をする木村流大正琴・琴遊会北近畿京都支部(奥村歩支部長)を紹介してもらった。

 大正琴ができる準備は整った。それならみんなでやろうと、視覚障害者協会の体験教室として、3月から11月まで毎月1回、内記二丁目の市総合福祉会館で開くことを決めた。

 初回は3人が参加して、弾き方の基礎からスタート。我流で練習をしていた植田さんは「本格的に教えてもらえるのでうれしい」とにっこり。初めてふれた塩見久子会長(77)は「音が出たときに感動しました。演奏を聞くことはあったけれど、自分たちでやれるなんて思わなかった」と喜ぶ。

 講師を務める奥村支部長は「社協を通じて話を聞かせていただき、ぜひにと受けさせていただきました。健常者と同じやり方では難しい部分もあると思いますので、そこは工夫をしながら楽しく奏でてもらえるように、ゆっくりやっていきたい」と話す。

 曲を覚えたい。ゆくゆくはみんなで演奏会もやってみたい。そんな希望を膨らませて、次の教室を心待ちにしている。


写真=大正琴の演奏を楽しむ視覚障害者たち


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