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両丹日日新聞2019年2月 2日のニュース

1日平均利用者0.5人 三和の市バス、減便で路線維持

バス停 京都府福知山市は、4月からの三和地域公共交通再編の最終案を発表した。新年度に開校する小中一貫校・みわ学園のスクールバスを活用するとともに、三和町内で運行する市バスは4台から2台に減らし、一部路線を大幅に縮小する。

 市は利用者の少ない市バス路線の再編に取り組んでおり、三和町での再編はその一環。川合大原線、細見線、菟原線、友渕支線の4線があり、川合大原線以外は大人のバス利用者が一日平均0・5人以下と極端に少ない。

 このため市は昨年12月、住民を対象に川合大原線以外の市バス運行の廃止と、スクールバスを利用する案を説明した。しかし、住民から「3路線が完全になくなるのは受け入れがたい」などの意見があり、減便する方向で調整した。

 最終案では、現在一日に4往復ほどのダイヤで運行している細見線、菟原線、友渕支線を各1往復程度の運行に減らす。その代わりに、児童の登下校時のスクールバスを住民の移動にも使えるようにする(利用者証を持つ事前登録者のみ)。

 三和では現在、住民組織が町内限定のタクシー型サービス「三和地域公共交通空白地有償運送事業」(通称・みわひまわりライド)を展開しており、この利用を促す方針にしている。

 また、1月28日から30日まで同町内の3カ所で説明会を実施しており、スクールバス利用時の制約事項などと併せて住民への周知を図った。


写真=4月からの公共交通再編で三和町内の市バスは一部路線で減便する

    

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