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両丹日日新聞2018年12月11日のニュース

来季はチーム救える選手に V神戸・大槻周平選手

イニエスタ選手(右)と大槻選手 京都府福知山市今安出身のJリーガー、FW大槻周平選手(29)は、J1・ヴィッセル神戸での2シーズン目を終えた。世界的スターのMFアンドレス・イニエスタ選手(34)らワールドクラスのチームメイトとプレー。リーグ戦の34試合中、昨季よりも多い19試合に出場し、1得点を記録した。来季は「勝利につなげるゴール、そしてチームが苦しい時にチームを救える選手になる」と目標を掲げる。

 身長178センチ、体重75キロの左利きで、空中戦に強く体を張ったポストプレーと前線からの献身的なプレーに定評があるストライカー。修斉スポーツ少年団、福知山ジュニアユースクラブ、福知山成美高校、大阪学院大学を経て2012年に湘南ベルマーレでサッカーのプロ生活をスタートさせた。

 17年には神戸に完全移籍。同年は14試合出場1得点の成績を残し、泥臭いプレーで試合の流れを引き戻すなど貢献した。
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 今季はセンターフォワードやサイドハーフで出場。第6節のガンバ大阪戦では、試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決める活躍を見せた。チームは勝ち点45の18クラブ中10位だった。

 大槻選手はイニエスタ選手について、「僕がいい動きをすれば必ずボールが出てくる。シュート、パス、トラップどれもうまい」と話し、今季は「攻撃的なサッカーでタイトルをめざしたが、とても悔しいシーズンでした。個人としては昨年よりも試合数は増えたが、得点、アシストの部分でもっと結果を出したかった」と振り返る。


写真上=練習中のイニエスタ選手(右)と大槻選手=練習場・いぶきの森球技場で、10月撮影=
写真下=ガンバ大阪の選手と競り合う大槻選手(中央)=(c)VISSEL KOBE=

    

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