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両丹日日新聞2018年11月28日のニュース

強盗に狙われない店にとコンビニが訓練 福知山署と連携して

 年末を控え、京都府福知山市西佳屋野町のセブンイレブン福知山前田店で26日、コンビニ強盗対応訓練が行われた。京都府コンビニエンスストア安全・安心まちづくり連絡協議会(荒川法行会長)が、府内各地の警察署と連携して毎年続けている。

 署員扮する強盗犯2人組が来店して金を奪うという想定。帽子にサングラス、マスク姿の長身の男と、フードをかぶりマスクをつけた小柄な男が店に入り、レジから死角になる反対側から店内の様子をうかがったあと、刃物を持ってレジに行き、現金を袋に入れさせて奪い、車で逃走した。

 対応した女性従業員2人はすぐに非常通報ボタンを押し、店の防犯マニュアルに従い1人が110番通報、1人は逃走車両の色や番号を手に書き留めた。パトカーで現着した警察官に犯人の服装や背丈などの特徴、逃走車両の情報などを伝えた。

 荒川会長は「いざというとき動けるためには、何回も訓練をして身につけていく必要がある」と、様子を見守った。福知山署の安達秀豊・生活安全課長は「店員さんの対応が早く、車の逃走方向を教えていただけたのも良かった」と講評し、「強盗犯は下見に来ることが多く、積極的な声かけや見回りで防犯意識が高い店だと思わせることも予防になります」と助言した。


写真=刃物を持ったコンビニ強盗の対応訓練をした

    

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