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両丹日日新聞2018年10月31日のニュース

手話など障害者の手助けを市議が研修 「あいサポーター」に認定

 障害者が日常生活で困っている際に手助けする「あいサポーター」の養成研修を、京都府福知山市の市議会議員が受けた。議会から依頼を受け、市が出張研修として実施。障害ごとの特性も学び、今後の議員活動などに生かす。

 あいサポーターの養成は、障害の有無にかかわらず、誰もが暮らしやすい社会の実現をめざして09年に鳥取県で始まった「あいサポート運動」の主体事業。運動の輪は全国に広がっており、現在は8県7市5町で展開されている。

 趣旨に賛同し、福知山市も5月に鳥取県と協定を締結した。市民向けのあいサポーター研修を9月に実施したほか、市内の団体や企業を対象にした出張研修も実施。9月30日現在で241人がサポーターの認定を受けている。

 議員研修は29日に行い、障害者福祉課の職員から運動の目的や趣旨などの説明を受けたあと、障害について理解するDVDを視聴。障害ごとの特性のほか、「視覚障害者に声をかけるときは、突然体に触れずに前方にまわって話しかける」「車いす利用者と話をする際は、少しかがんで目線を合わせる」など、ちょっとした配慮も学んだ。

 このあと「こんにちは」「わかりました」「ありがとう」など、簡単な手話と指文字も教わって、あいサポーターの認定を受け、特製のバッジを受け取った。


写真=車いす利用者と接する際のポイントなどを学ぶ市議会議員たち

    

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