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両丹日日新聞2018年10月26日のニュース

日新中出身の森脇亮介投手 西武がドラフト指名

森脇亮介投手 京都府福知山市土出身で、社会人野球・セガサミー(東京都)所属の森脇亮介投手(26)が25日、プロ野球のドラフト会議で、埼玉西武ライオンズから6位指名を受けた。150キロ台の直球を投げ込む本格派右腕。「結果を求められるし、自分も求める。楽しみだし、やってやるぞという気持ち」と、社会人の経験も武器に、即戦力の期待を背負ってプロの世界に飛び込む。

 福知山高校や府立工業などの野球部で25年以上監督を務めた父・尚志さん(71)や、4つ年上の兄の影響を受け、小学1年生から遷喬ジャガーズで野球を始めた。日新中学校軟式野球部では当初遊撃手だったが、2年生の秋から投手になった。

 高校は塔南(京都市)に進学。1年春からベンチ入りし、エースとなった同年秋は府3位で近畿大会に出場した。

 その後、日本大学を経てセガサミーに入ると、入社1年目から都市対抗、日本選手権を経験。2016年の都市対抗ではNTT東日本の補強選手として出場し、最速152キロを記録。スカウト陣の注目を集めた。私生活では2年前に結婚し、今では2人の子どもにも恵まれた。

 9月末、即戦力と評価を受け、西武球団からチームに連絡が入った。「社会人4年目なので、行かない選択肢も含めて考えた」と言うが、家族らの応援の声を背に「野球を始めてからの目標だったステージ。行けるなら挑戦したい」と、プロの道に進むことを決めた。

 迎えたドラフト会議当日の25日、指名を受け、「西武ライオンズは一番強いチーム。光栄な気持ちとうれしい気持ちでいっぱい」と話した。さらに「プロでは強気なピッチングを見てほしい。物おじしない投球をしたい」と力を込める。

 森脇投手は、175センチ、70キロの右投げ右打ち。西武球団は「小柄ながら、直球、変化球とも精度が高く、落差のあるフォークが魅力の即戦力」と期待している。

■父や中学時代の監督がエール■

 父親の尚志さんは「子どものころは厳しいことを言っても野球に関しては引かない子だった」と言い、「本当に野球が大好きで、良い選手になった。覚悟を持って悔いの残らないように頑張ってほしい」とエールを送る。

 日新中学校軟式野球部で指導した村本達教諭(39)=現・南陵中=は「能力が高く、プレーでみんなを引っ張っていた」と当時を振り返り、「リーグ優勝した強いチームなので、甘くはないと思うが、大きな舞台を楽しんでほしい」と期待を込めている。


写真=西武から6位指名を受け、本格右腕として即戦力の期待がかけられる森脇投手(セガサミー提供)

    

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