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両丹日日新聞2018年10月18日のニュース

列車と自動車ぶつけて事故訓練 JR福知山

鉄道事故対応合同訓練 JR西日本福知山支社(田中達也支社長)は17日、京都府福知山市半田の福知山電車区内の実設訓練センターで、鉄道事故対応合同訓練を開いた。列車と車を実際に衝突させ、緊迫した空気が漂うなかで、社員と警察、消防が連携を取り、けが人の救出や救護をした。

 合同訓練は列車事故発生時の併発事故の阻止と人命最優先の救出・救護の手順を確認し、万が一に備えるのが狙い。2005年春の兵庫県尼崎市での福知山線列車脱線事故の教訓を踏まえ、毎年(11年を除く)催している。12回目の今回はJR西日本福知山支社、福知山警察署、福知山消防署などから計約100人が参加した。

 福知山線の丹波竹田-福知山駅間を走っていた4両編成の快速電車が、荒木踏切で立ち往生していた車に衝突したとの想定で、午前9時から訓練が始まった。

 車を見つけた運転士は非常ブレーキをかけたが間に合わず、車側面にぶつかったまま約20メートル押し進んで緊急停車。乗務員は、併発事故を防ぐために赤い炎を出す信号煙管を線路内に置いて接近する列車に知らせ、さらに支社の運転指令室に第1報を入れて警察や消防に出動要請した。

 サイレンを鳴らして到着した福知山消防署のレスキュー隊は、エアジャッキで電車を地面から浮かせ、線路との間に挟まれた車の運転手(人形)を救出。さらに、車の窓ガラスを割ってドアを開け、中に閉じ込められた同乗者(同)を助け出した。

 一方、救出・救護班は、電車にはしごをかけて、側面ドアから社員が扮する乗客20人を車外に出した。乗客は打撲やすり傷などの特殊メイクをしてリアルさをアップ。重傷者らは担架などで救出して応急手当てしたあと、治療の優先順位を決め(トリアージ)、緊急性の高い負傷者から順に病院に搬送した。

 田中支社長は「事故の際、救出、救護を最優先しなければなりません。冷静に動き、関係者が連携を深めることが大切です」と参加者に呼びかけた。


写真=車の運転手や電車内の負傷者を救出する参加者

    

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