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両丹日日新聞2018年10月 6日のニュース

愛知の酒店社員が福知山で大吟醸の原料稲刈り

酒米「祝」を稲木にかける 愛知県、三重県など中部地方を中心に酒類卸販売チェーン店「酒ゃビック」109店を展開する藤桂京伊(本社愛知県稲沢市)の社員らが、京都府福知山市牧の農業生産法人味歩里(牧晴喜社長)を訪れ、京都産酒米「祝」の収穫体験をした。

 酒ゃビックと月桂冠(本社京都市伏見区)が、祝を使ってオリジナル大吟醸酒を共同開発した縁で、米の産地を訪ねて見識を広めたいと、5月下旬に田植え体験。4日に再訪してたわわに実った稲と向き合った。

 月桂冠中部営業部中部第1支店のアシスタントマネージャー・近藤祥二さんの案内で、藤桂京伊の引率者や酒ゃビックで働く20~30代の若手社員8人が来訪。牧社長に教わり、手刈りと稲木干しをした。

 腰を低くして鎌を動かす動作に汗をかき、稲木にかけるため、わらで稲を束ねるのにも苦労しながら、一つひとつの作業を丁寧にこなした。

 現場は360度緑が広がる田園風景。藤桂京伊総務人事課の辻原公平さんは「どういったところで作られているのか、農家さんの苦労も知ることで品質管理など商品を取り扱う意識改革につなげたい」と話していた。

 牧社長も「現地を見て、体験して、知ってもらうことは生産者としてうれしい」と取り組みを歓迎していた。


写真=収穫した酒米「祝」を稲木にかける酒ゃビックの社員

    

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