丹波栗の振興に大きな力を入れている兵庫県丹波県民局(京都府の振興局に相当)、丹波市、篠山市などは、両市で栽培された丹波栗のPRと利用促進を図るため、「丹波栗食べ歩きフェア」を開催することにし、参加店・施設のマップを作った。両市内で栗拾いができる観光栗園、丹波栗が買える直売所・菓子店、食べられる飲食店を計78カ所掲載。参加店には、地元産のむき栗をあっせんして参加しやすくすると共に、需要の掘り起こしもしている。
フェアの期間は栗拾いが15日から10月8日まで、買える店と食べられる店が24日から10月28日まで。
丹波栗が食べられる店は31店がそろった。栗ごはん、栗ぜんざいといった定番メニューのほか、丹波栗のつつみ揚げ、栗あんかけうどん、丹波栗と猪肉のシチュー仕立てなど工夫した料理もある。
菓子店ではロールケーキやもなか、モンブラン、パイなど23店が自慢の和洋菓子を用意する。直売所は産直施設や農園など20店ある。
栗拾いは丹波市の3園と篠山市の1園で、いずれも入園料500円。持ち帰りは園によってさまざま。予約がいる。
参加店・施設は、フェアの緑色のぼり旗が目印。マップは道の駅や観光施設などで配布する。
■スイーツ新作開発も意欲的■
兵庫県側の丹波地域では、一昨年まで菓子店が丹波栗を使った新作スイーツを競い合うコンテストを開催しており、入賞店は今回のマップに冠を付けて表示した。
新作スイーツは、昨年度からは一般の人に応募してもらったものを菓子店が審査して商品化する「丹波栗新商品オーディション」に移行。7品が商品化された。今年度も10日まで受け付けている。
写真=フェア参加店などを掲載したマップ
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