各地で豪雨災害が頻発していることを受けて、京都府福知山市の福知山ママボランティアLINK(笹部美佳代表)は、「福知山子育てファミリーのための防災ハンドブック」の改訂版を発行した。2014年の8月豪雨の教訓を生かして15年に一度作っており、今回は最新の情報を加えてより使いやすいようにした。
LINKは、母親目線でのサポートをめざし、災害時には託児ボランティアなどをしてきた。毎年、防災セミナーを開催し、乳幼児を持つ家庭を中心に啓発活動にも努めてきた。
ハンドブックは被災者の声や実体験に基づく助言を掲載。今年の7月豪雨についての情報や市が発行するハザードマップの内容、風呂敷をリュックサックやおんぶに活用する方法などを、新たに加えた。見て分かりやすい資料にするため、両丹日日新聞社が提供した災害写真も使った。
笹部代表らは「年明けごろから、防災に特化した内容をまとめ、再編集しました。これから台風などが接近する時期が続きます。乳幼児を持つ家庭で、万が一の場合の備えとして、役立ててもらえたらうれしいです」と話す。
A2判のカラーで、3千部を発行した。市役所やすくすくひろば(岡ノ三町)、3町の子育て支援センターなどで配布している。
写真=最新の情報を載せ、改訂版の防災ハンドブックを発行した
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