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両丹日日新聞2018年8月 8日のニュース

入院中の監督に勝利を BsCUP野球で昭和ガッツ

昭和GUTS 京都府福知山市の学童野球・昭和GUTS(霜尾凌太郎主将)はこのほど、近畿地区の強豪が集う第15回オリックス・バファローズCUP2018少年少女軟式野球決勝トーナメント大会に出場した。大会期間中、監督の岸本浩さん(42)は入院中で、選手たちは「監督に勝利を届けて病気を治してほしい」と願いを込めて戦い、見事1回戦を突破した。

 大会は大阪府と兵庫県の各ブロック代表チームと、近畿軟式野球連盟の推薦チームの計22チームが決勝トーナメントで争い、近畿のナンバー1を決めるもの。大阪府と兵庫県で開かれる。昭和は、5月の全日本学童軟式野球大会府予選大会で上位に入り、2年連続2回目となる出場を決めた。

 大会の1回戦は7月28日に井吹台少年団野球部A1(神戸市)と対戦。岸本監督は7月中旬から胆嚢結石の手術のため入院しており、大会に間に合わなかった。選手たちは試合前にメッセージを寄せ書きした色紙を岸本監督に贈り、初戦に挑んだ。

 霜尾主将(昭和6年)は「監督がいなくても、教えてもらったことを全て出して勝ちたい」と意気込み、接戦となった試合を2-0で勝利。「監督が帰ってくるまで負けられない」と一致団結した。

 続く2回戦の新家スターズ(泉南市)との試合は8月4日に行われ、岸本監督は試合直前に退院。2-10で敗れ、監督の復帰戦を勝利で飾れなかったが、岸本監督は「子どもたちの勝利が手術の時にすごい力になった。そんな風に感じてやってくれてありがたい」と感謝した。


写真=「監督に勝利を」と一致団結し大会に挑んだ昭和GUTS

    

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