暑い中の運転、冷たいお茶で安全に－と、京都府福知山市の市交通対策協議会（会長・大橋一夫市長）は23日、夜久野町の夜久野トンネル付近の国道9号で、ペットボトルに入った冷たいお茶を運転手に配り交通安全を呼びかける活動をした。夏の交通事故防止府民運動（21日～31日）の一環。

　「冷茶作戦」として、毎年、府民運動に合わせて取り組んでいる。福知山署、交通安全協会などから約30人が参加。堀に本社を置く自動車販売などの大嶋カーサービスの社員も啓発に加わり、同社のマスコットキャラ「ハッピーちゃん」らが駆け付けた。

　お茶は150本を用意し、参加者は市街地から夜久野方面に向かう車のドライバーにお茶と啓発チラシなどを手渡してシートベルトの全席着用、安全運転などを促し「お気をつけて」と見送った。

　期間中、同様の活動を三和町千束と、奥野部の国道9号でも行う予定にしている。


写真＝お茶を手渡すハッピーちゃんら