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両丹日日新聞2018年7月17日のニュース

猛暑の中、復旧作業に汗 1週間でボランティア761人

 7月豪雨の被害を受け、京都府福知山市の市災害ボランティアセンターが開設されて16日で1週間を迎えた。水害後初めての連休で、同日も多くのボランティアが市内外から訪れ、猛暑の中で復旧作業に汗を流した。

 14日は6団体68人を含む180人、15日は6団体96人を含む136人、16日は6団体78人を含む100人が活動した。
 センターがまとめた1週間のセンター運営状況によると、被災者からの派遣依頼を80件受け付け、うち64件を完了した。ボランティアは関西を中心に東京都など関東や岩手県などから集まり、高校生から一般の延べ761人が作業した。

 14日から16日にかけて、最高気温は14日に36・2度、15日は全国一の暑さとなった38・8度、16日も38・2度となった。ボランティアセンターでは、塩あめを届けたり「多めに休憩を取ってほしい」と注意を呼びかけたが、15日と16日に1人ずつ熱中症と見られる症状を訴えた。

 現地センターを構える猪崎の市武道館では、夕方になると「ありがとう」と記した横断幕を掲げ、無事に終えたボランティアたちを迎え、暑い中での作業をねぎらった。

 センター長の松田規・市社会福祉協議会長は「縁もゆかりもない人が応援をしてくれています。ボランティアの人たちは暑い中を頑張ってくれた。うれしく思い、本当に『ありがとう』の言葉しかない」と感謝した。


写真=「ありがとう」と記した横断幕を持って感謝を伝えた

    

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