京都府福知山市昭和町、マツダオートザム福知山（有限会社出澤自動車、出澤一彦社長）が、近くのけやき通り沿いに移転新築して、7月14日にグランドオープンする。これまで別々にあったショールームと整備工場を集約し、黒と木目を基調にしたデザインで落ち着いた空間をつくる。

　同社は1965年に和久市町で創業して整備工場を構え、73年に現在の工場に移った。89年に道路をはさんだ向かい側にショールームを開設していた。

　移転先は同じ昭和町内で、約1400平方メートルの敷地に鉄骨一部2階建てを建てた。ショールームが約200平方メートル、4台分のリフトと車検ラインが入る工場が約260平方メートルある。設計は立石設計、施工は高見組。

　ショールームと工場を一体にして利便性を向上させ、マツダ社が打ち出す自社車両を引き立てるコンセプトデザインを合致させた。

　出澤社長は「落ち着いたショールームでゆったりとくつろいでもらいながら、接客は丁寧に、工場は整備効率を高めながら、より安心安全の作業に努めたい」と意気込む。


写真＝けやき通り沿いに進出するマツダオートザム福知山の新店舗兼工場