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両丹日日新聞2018年6月22日のニュース

御神体山に沈む太陽仰ぎ 内宮で夏越大祓

日室嶽山頂付近に沈む太陽 昼間の時間が最も長い夏至の21日、京都府福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社(大林八十彦宮司)で、無病息災を願う夏越大祓(なごしのおおはたい)が営まれた。約70人が参拝し、神社西向かいの御神体山・日室嶽(岩戸山)に日が沈むのを見ながら、一年の無事を祈った。

 夏越大祓は、これから迎える暑い夏を無事に過ごせるように祈る神事で、夏至の日は三重県伊勢市、二見浦の夫婦岩から上った太陽が日室嶽に沈むとされ、元伊勢内宮での神事は毎年、日の入りに合わせて行われる。

 神事は午後5時ごろから、日室嶽が正面に見える遥拝所で営まれた。全員で大祓詞(ことば)を唱和。小さく切った紙と麻の切麻(きりぬさ)を体にふって祓い、参拝者らが玉串をささげた。

 天候に恵まれたことから、神事の最中には山頂付近に太陽が沈む風景が見られ、参拝者たちが感激しながらカメラにその様子をとらえていた。

 東京都品川区の西尾由香さん(53)は二見浦の夫婦岩周辺で昇った朝日を見たあと、元伊勢内宮神社も参拝。「両方とも初めてでしたが、見ることができて本当によかった。遠くまで来たかいがありました」と話していた。


写真=日室嶽山頂付近に沈む太陽を見ながら神事が営まれた

    

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