京都府福知山市畑中の上豊富小学校（桐村恵美校長）で4、5、6年生を対象にしたクラブ活動が始まった。今年度からは新たにゴルフの活動が加わり、児童たちが校区内の福知山カントリー倶楽部（金子文雄社長）で指導を受けている。

　上豊小では毎年、地域交流を目的に住民たちが講師を務めるクラブ活動に取り組んでいる。今年度はゴルフのほか、グラウンドゴルフ、絵手紙、料理の4つの活動があり、対象児童45人が4グループに分かれ、毎週火曜日にそれぞれ1回ずつ体験する。

　カントリークラブには初日の5日に児童11人が訪れ、倶楽部競技委員長の井上正さんと従業員4人に指導を受けた。児童はクラブの振り方を教えてもらったほか、グリーンでパターを使ったアプローチに挑戦するなどした。

　初めてクラブを握ったという田中惇道君（5年）は「クラブを振るたびに狙いがずれたりして思ったより難しかったです。でも、ボールが芯にあたった時の感触が楽しかった」と笑顔を見せていた。


写真＝クラブ手にスイングの練習をする児童