WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2018年5月26日のニュース

大河ドラマ誘致実現で組織を「推進協議会」に変更

 明智光秀らを主人公とする大河ドラマの早期実現をめざしてきたNHK大河ドラマ誘致推進協議会の臨時総会が25日、京都府福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで開かれた。20年の大河で光秀が主人公に決定したことから、組織名を「大河ドラマ『麒麟がくる』推進協議会」に変更することを承認した。

 府内8市町、兵庫県2市、福井県1市と各自治体の観光協会、商工会議所などで組織。初代福知山城主の明智光秀、娘の細川ガラシャらを主人公とした大河ドラマの誘致を目的に、11年に結成されたあと、精力的に取り組みを続けてきた。

 これまでの署名やPR活動が実を結び、20年放送の大河ドラマで、光秀が主人公になることが決まり、臨時総会を開催。委員27人が出席し、今後の方向性や取り組みなどを審議した。

 組織名の変更とともに、協議会の目的についても、放送を契機に、ゆかりの地域の自然、歴史文化を全国に発信し、観光振興と地域活性化につなげる-との文言に修正。オブザーバーだった府を、委員にすることも決めた。

 協議会のオリジナルロゴ、新しいパンフレットとポスターの作製、ホームページの改修、先進事例の研究などに取り組むことも、全員一致で承認した。

 今後も、PRグッズ作製▽エピソード集の動画作製▽イベント出展▽ゆかりの地を紹介するマップの作製▽府県市町でのイベントなどを検討しており、自治体負担金の増額が必要になるため、これから調整するという。

 総会終了後には、JTB法人事業本部事業推進部地域交流事業部長の野口優史さんらが、「大河ドラマを契機とした地域活性化について」と題して講演。今後の活動の参考にと、委員らが熱心に耳を傾けた。


写真=今後の方向性などを決めた臨時総会

    

[PR]


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ