WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2018年5月19日のニュース

京のブランド産品「万願寺」 福知山など3市で出荷期

出荷時期を迎えている万願寺甘とう 夏の京のブランド産品を代表する「万願寺甘とう」(万願寺とうがらし)が、京都府福知山市内などで出荷の時期を迎えた。肉厚で食べごたえがあり、風味が豊かな京野菜で、今年は福知山、舞鶴、綾部の約16ヘクタールで作付けしている。

 福知山市大門にある株式会社大門ファーム(拝野正美社長)のハウスでは、2棟で約380本を育てている。

 3月に定植して世話を続けて来た。これからの時期は、アブラムシの天敵であるテントウムシを放つなど、気を配って栽培していくという。

 今のところ、曇天が続いた影響を受けているが、「これから暖かい日が続いて、良く育ってくれるとうれしい」と拝野さん(77)は話す。

 21日には舞鶴市内のJA京都にのくにの選果場で、初出荷セレモニーが開かれ、22日には京都市中央卸売市場で初競りがある。出荷は11月下旬ごろまで続く予定。

 万願寺甘とうは、昨年府内で初めて地理的表示保護制度(地域の農林水産物をブランドとして保護する制度)に登録され、今年からGIマークを付けて流通することになった。


写真=ハウスの中で出荷の時期を迎えている万願寺甘とう

    

[PR]


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ