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両丹日日新聞2018年5月18日のニュース

ネパール支援に市民団体が現地の手作り品販売

ネパールの手作り品と小滝さん 世界で最も貧しい国のひとつとされるネパールの支援活動を続けている市民団体が、京都府福知山市にある。市民らの協力で集まった支援物資を毎年届け、現地で女性たちが生活の糧にするため手作りした品物を購入して持ち帰り、日本で販売しており、27日には、福知山市新町商店街で開かれる福知山ワンダーマーケットに初めてブースを構え、これらの品物を売る一方、支援物資の受け付けをする。

■新町のワンダーマーケットで 物資受け付けも■

支援活動をしているのは「ネパールの子どもたちを支援する福知山の会」(小滝篤夫会長)。1998年からネパール支援活動を始めた有志が集まり、2012年に正式に名称を決めて結成した。主に、教育環境が整っていない標高3千メートルほどのムスタン地区の子どもたちに、多くの文房具や靴などを届け続けている。

 山岳地帯の秘境の村で交通アクセスが悪いため、支援を始めたころ、会員たちは悪路をリュックサックを背負って歩いていたが、今は物資を詰めた20キロほどのスポーツバッグを車で運ぶ。多い年は5個以上になる。現地で寄贈したあと、空っぽになったバッグに、女性たちが手作りしたバッグ類を買い付けて入れ、日本で販売した収益を翌年の購入資金に充てている。

 手作り品は市内外でのイベント時に、ネパール語で「元気です」を意味する「さんちゃいちゃ」の名で出店して販売する。ワンダーマーケットでは、素朴な草木染めや化学染色した綿製のバッグ、ポーチ、小銭入れ、アクセサリーなどを並べる。午前10時から午後3時まで。

 同時に、寄贈する鉛筆、消しゴム、ノート(いずれも未使用のもの)やノートパソコン、中古の子ども靴、冬物の古着、英語の絵本などの提供を呼びかけ、受け付ける。

 当日は1口100円のワンコイン募金も取り組む。浄財は子どもたちに贈る文房具の購入に充てる。現地なら、100円で鉛筆1ダースと消しゴム、鉛筆削りのセットが購入できるという。

 小滝会長は「開発途上国で経済発展の遅いネパールですが、ひと昔前と変わり、ほとんどの子どもが小学校に通えるようになってきました。それでも生計を立てるために離散して暮らす家族や、文房具を買えない子どもが多いのが実情で、趣旨を理解のうえ、少しでも多くの人に協力してほしい」と呼びかけている。

 来年春にはムスタン地区など2地区の学校を訪問する予定。ワンダーマーケット後も、6月末まで土のハシハウス=橋本工業=で支援物資の受け付けをする。問い合わせはハシハウス、電話0773(27)1505へ。


写真=ワンダーマーケットで販売するネパールの手作り品と小滝さん

    

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