ぼたん寺として知られる京都府福知山市石原の曹洞宗洞玄寺(渡辺英俊住職)で、ボタンの花が満開となっている。色とりどりの大輪の花が、訪れた人たちを楽しませている。
1978年に檀家が両親の供養にと、50株を植えたのが始まり。その後株を増やし、現在境内のボタン園には約30種、200株が育っている。
今年は春先に気温が高かったことから、開花が例年より10日ほど早く、4月10日ごろに咲き始めた。
福知山花の十景に選ばれ、毎年この時期に多くの人たちが見に訪れる。拝観無料で、見ごろは30日ごろまでという。
渡辺住職(65)は「こんなに早く咲き始めた年は、これまでないと思います。30年前は5月の連休の時期に花のピークを迎えていましたが、年々開花が早くなっているようです」と話している。
写真=ボタン園で大輪の花が咲き誇っている
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