明智光秀が主役のＮＨＫ大河ドラマが2020年に放送されることが決まったのを受けて、誘致活動を続けてきた京都府福知山市は21日、ＪＲ福知山駅構内に、これを祝い、ＰＲするポスターを掲げた。駅を利用する多くの人にアピールするため、大型連休が終わる5月6日まで掲示する予定。

　大河ドラマのタイトルは「麒麟がくる」で、俳優の長谷川博己さんが主演する。脚本は大河ドラマ第29作「太平記」も手がけた池端俊策さんのオリジナル。19日にＮＨＫが制作・主演発表をした。

　ポスターはＡ1サイズで、タイトル、主演、主役などを載せたほか、「明智光秀ゆかりの地　福知山市」と記載している。市職員が急きょ制作した。掲示に訪れた産業政策部の前田剛次長は「これを皮切りに、いっぱいＰＲしていきたい」と意気込んでいた。

　今後、市役所庁舎にも懸垂幕を掲げる予定で、現在制作中だという。


写真＝福知山駅にポスターを貼って大河決定をＰＲ（21日午前9時ごろ）