京都府福知山市上松の下六人部小学校（福山学校長）は、三俣の上六人部小と下地の中六人部小と統合し、4月から新たなスタートを切った。9日には3校の統合式が行われ、地域の人や来賓らとともに、門出を祝った。

　国歌を全員で斉唱したあと、市教委の端野学教育長が「上、中六人部小の140年の歴史を引き継ぎ、新たなスタートを切ります。新しい仲間とともにいっぱい勉強や遊んだりして、夢が大きく広がる学校生活となるよう励んでください」と式辞を述べた。

　続いて、上、中六地区の新2年から6年の52人と下六小の児童たち約290人が向かい合わせになり、「これから新しい下六小を作っていきましょう。よろしくお願いします」と福山校長の声掛けで、顔合わせをした。

　福山校長は「これまで以上に、みんなで高め合い、楽しんで価値のある学校生活を送り、すばらしい学校にしましょう」と新たな出発に向けての誓いのあいさつをした。

　同校の児童数は、1日現在で413人（新1年生含む）になり、市内で4番目の規模になった。


写真＝顔合わせをする上・中六の子ども（右）と下六の児童たち