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両丹日日新聞2018年3月27日のニュース

ベトナム人労働者、条件厳しいが「日本に行きたい」 長田野でセミナー

グエン・ティ・ミン教授 福知山企業交流会(大槻毅会長)の「ベトナムの若い労働力の活用セミナー」が26日、京都府福知山市長田野町の市企業交流プラザであった。市内外の事業所、地方自治体の約30人が参加して、ベトナム人労働者の動向調査をしているベトナム・ハノイ大学日本語学部教授のグエン・ティ・ミンさんの話を聴いた。

 交流会は、長田野工業団地の立地企業と市内既存企業で組織。外国人技能実習制度で、制度全般での内容変更があり、新たに介護分野が追加されたことなどを受けて、受け入れ側の企業としての研さんをと、今回のセミナーを企画した。

 グエンさんはベトナムについて、人口約9550万人のうち64歳以上の割合はわずか5%程度しかなく、平均年齢約30歳の「若い国」と説明。労働者の海外派遣が13万人規模であり、行き先の半数は台湾で、次いで4割ほどが日本に派遣されているとした。

 台湾は以前からベトナム人労働者が現地にいるため、新たな人が言葉を勉強しなくても行きやすい環境があることで人気だという。一方、日本は言葉の勉強が欠かせず、条件は厳しいが「日本に行きたい人は多い」と続けた。

 日本でのベトナム人技能実習生の評価調査では、勤勉さ、忍耐力、人間関係構築スキルは高い。一定の日本語能力があるものの、専門用語や方言などがわからないケースが見られ、「ベトナムの送り出し機関に、『日本語の質をもっと高めれば更に需要が見込める』と説明しても、そういう意識がまだないのが現状で、伝わりにくい」と指摘した。

 受け入れる日本の企業側にも、気候が異なる国から来るベトナム人労働者の健康管理への留意、わかりやすい業務上の指示や日本の習慣教育についての理解を求めた。


写真=ベトナム人労働者の特徴について話すグエン教授

    

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