WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

両丹日日新聞2018年3月26日のニュース

報恩寺タケノコ初出荷 新築の集荷場で選別

タケノコの出荷 京都府福知山市報恩寺で26日朝、春の味覚タケノコの初出荷が始まった。今年は収穫量の少ない裏年にあたるが、集荷場には朝掘りのものが続々と運び込まれ、生産者らは「これは大きいなぁ」などと話しながら収穫を喜んだ。

 報恩寺のタケノコは柔らかく、えぐみがないことで人気があり、毎年、北海道、沖縄など全国各地から注文が入る。約200年前から栽培が始まったとされ、高齢化で生産者が減ってきたものの、現在も地区内の竹林約10ヘクタールで世話をし、報恩寺筍生産グループ(大槻久雄代表、84人)が中心になって出荷している。

 「初物」は報恩寺公民館前に3月に完成した集荷場で、グループメンバーらが選別。全てが地中に埋まっていた最高級の「上」、穂先のみ地表に出た「中」、3分の1ほどが地表に出た「小」に分けて箱詰めした。

 大槻代表(85)は「小さいものも多いですが、裏年の初日にしてはたくさんあります。これからどんどん入ってくると思うので、大きいものにも期待したいですね」と話していた。

 今季の収穫量は20トンを見込み、出荷は5月上旬までの予定。福知山、舞鶴の市場を中心に出荷するほか、直売もする。時間は午前8時から9時30分ごろまで。

 問い合わせは集荷場、電話0773(32)0334へ。


写真=名産タケノコの出荷が始まった(26日午前8時25分ごろ)

    

[PR]


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ