京都府福知山市新庄の一成保育園（上野富美枝園長）で、新園舎の竣工式が18日に行われた。耐震性の関係などから、敷地内で新園舎を建て替えたもので、来賓ら約70人が出席して完工を祝い合った。

　旧園舎は40年以上前に建てられ、より良い保育環境をと、建て替えの計画が持ち上がり、園庭だった場所に新園舎を建てることにした。昨年5月に着工し、12月に完成していた。

　新園舎は鉄骨造り2階建て、延べ床面積924平方メートル。旧園舎は取り壊し、跡地は新しい園庭に整備した。新築や取り壊しなどを含む総事業費は2億4538万円。

　竣工式は新園舎内であり、大橋一夫市長や市議会議員らが来賓として出席。年長組の園児18人による太鼓の演奏で始まり、来賓祝辞や職員による園歌斉唱などに続き、上野園長がお礼のあいさつをした。

　「無事に竣工の日を迎えられたこと、また素晴らしい環境で保育できることを、とても喜んでいます。今後も地域に愛される保育園になれるよう、努力していきます」と喜びと決意を語った。


写真＝完成した一成保育園の新園舎